お酒に関する疑問って色々ありますよね。
本記事では、その疑問点の中でも
「お酒に賞味期限ってあるの?あるとしたらどのくらい?」
「飲むと太るの?カロリーは?」
「何で飲んだら顔が赤くなっちゃうの?」
に関して解説していきます。
お酒をより深く知って、正しい付き合い方をしていきましょう!
飲むとすぐ顔が赤くなっちゃうのよね...
目次
お酒の賞味期限は?
お酒の賞味期限は種類によって大きく変わってきます。
大きく分けてお酒は
- 醸造酒
- 蒸留酒
- 混成酒
の3種類に分けられます。今回はそれぞれの特徴に合わせてご紹介いたします。
醸造酒
まず、ビールやワインなどの醸造酒です。
こちらは瓶内で熟成が進むので、種類によっては50年経って開けたほうが結果的に大変美味しくなってるなんてことも稀にありますし、2年後に開けたら美味しさのピークを超えてしまっていて飲めたもんじゃないなんてこともあります。
ただし、抜栓前に限ってのお話です。
栓を抜いてしまえばそこから酸化が始まりますので、専用の道具を使っての延命処置は出来ますがそれでも2、3日で飲みきるのがベストです。
もちろん超ハイクラスのお酒を完璧に保存できるのであればもっと長持ちしますが基本的には開けたら飲みきると思っておくのが良いです。
蒸留酒
次に、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒ですと瓶に詰めたあとは熟成が進むことはないので、暗所で涼しい所にしっかり保管していれば品質は基本的には変わりません。
日光に当たっていたり、高温だったりと保存状態が悪くなければ何年も腐りません。
品質を保持することをきちんと考えるのであれば保管専用の部屋を用意するくらいの方がベストですが、難しければ蛍光灯の光も劣化の原因になりますので電球を極力暗く柔らかい光のものに変えたり、布をかけてあげたりと気を使う必要があります。
さらには抜栓後はパラフィルムという医療用のラップのようなをものを口元に巻いてあげるとより長く楽しめるようになります。
ネットで簡単に手に入るうえそこまで高いものでもないので、きちんと最後まで美味しく楽しめるように購入をおすすめします。
パラフィルムは本来薬の瓶に使用したりするものなので、相当な密閉力があります。
結果的に、光や温度などの保存状態さえ良ければ数10年経っても変わらぬ美味しさを楽しめます。
混成酒
上記2つは比較的わかりやすいのですが、混成酒(リキュール)は副材料が入ったお酒ですので、抜栓後24ヶ月を目安に飲みきるのが良いとされています。
ただ梅酒に関しては何年も熟成させて楽しめるお酒なので蒸留酒と同じで冷暗所保管しておけば長く楽しめます。
むむ...結構持つということか...
また、加熱処理されていない生の日本酒だと半年程度で飲みきった方が良いものもありますし、ビールでも大手ビール会社のものは大概9ヶ月程度に賞味期限が設定されています。
このように賞味期限はまちまちでお酒の種類によってこうなりますと一言では言えず、銘柄によっても大きく変動するのです。
基本一度開栓したら早めに飲もうね!と意識してれば大丈夫ね
お酒って飲むと太るの?カロリーは?
質問です。
一番太りやすいお酒はなんだと思いますか?
うーん...やっぱりビールとか...?
多くの方がビールだと答えるのではないでしょうか。
銘柄によって差はありますが大まかに100mlあたりのカロリーでみてみると、ビールは40kcal、日本酒は100kcal、ウイスキーは200kcal以上あると言われています。
これはアルコール度数に比例してカロリーが高くなることを表しています。
この数値だけ見るとあれ?と思うかもしれませんがそれぞれお酒によって飲む量は異なりますよね。
一杯あたりで考えるとだいたいビールの中ジョッキは150kcal、日本酒は一合で200kcal、ウイスキーだとストレートのシングル(30ml)で60~70kcalなのです。
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しかもそれぞれ何杯くらい飲むでしょうか。
ビールって一口ずつゆっくりというよりはごくごく飲む方のが多いですよね。
逆に他のお酒はゆっくり嗜むかお水などで割って飲むものが多い。
その上、人を太らせるのはカロリーだけではありません。
ダイエットの敵、糖質です。
蒸留酒にはほぼ含まれていない糖質ですが醸造酒、特にビールは穀物を原料としているため糖質がふんだんに含まれています。
ビールっ腹と呼ばれる所以です。
それだけならまだしも飲んでるとなにかつまみたくなりますよね。
特に揚げ物とビールなんて至極の組み合わせですが、糖質と脂質の組み合わせは太るための効果が抜群です。
お酒単体でももちろん太ることになりますが、それ以上に食べ物との組み合わせが原因となることが多いのです。
逆にいえば、お酒とつまみのペアリングを意識することで太りにくい楽しみ方をすることは可能です。
もちろんどんなにライトな組み合わせをしていても日常的に摂取し続けていれば確実に太っていくのでご注意なさってください。
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ランキング | 商品説明 |
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グリーンハウス ビールサーバー | |
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お酒を飲むとなんで顔が赤くなるの?
色んな用語を使って説明してしまうと難しくなってしまうので、可能な限り簡単な言葉でまとめたいと思います。
化学用語がたくさん出てきちゃうもんね...
まず、お酒を飲んで顔が赤くなる理由ですが、アルコールを肝臓で分解しきれないと顔が赤くなります。
そして、お酒が強い弱いとか、顔に出やすい出にくいというのは実は遺伝的に決まっているのです。
日本人は遺伝的にお酒に弱い人が多く、顔が赤くなりやすい人種と言えます。
とはいえ、皆様のまわりにすごくお酒が強くて顔にも出にくいって日本人はいませんか?
実は日本人のなかでも約半数は白人・黒人が持つお酒に強い遺伝子のタイプの人がいるのです。
また、確かにお酒の強い人は顔が赤くなりにくいのですが、顔に出ないからといって皆が皆お酒に強いとは限りません。
えっ!?
お酒を飲んでも顔が赤くならないけどお酒が弱いという方が一定数いらっしゃいます。
なので顔色が変わらないからといってコールをかけて一気飲みをさせるなど、飲まなくてはいけない空気を作るのは絶対にしてはいけません。
その結果急性アルコール中毒になって最悪命を落とす可能性だってあるのです。
怖すぎる...
ついつい強要されるわけでもなく周りに合わせて飲んでしまう方も多いでしょうがお酒は自分のペースで楽しく飲むのが大人の飲み方であると心得ておきましょう。
リセマラが気になる方はこちらも!
飲み続けていると少しづつお酒に強くなるなんて都市伝説がありますが、確かに飲み過ぎて気持ち悪くなって吐く、この一連が当たり前のループになってる方はお酒に強くなっていく傾向にあります。
ただし、体の不調を感じたり二日酔いになるまでが長くなっているだけで限界値が変わるわけではないので、いつか気づいたら倒れていた。
なんてこともありえるとても危険な行為です。
代償が大きすぎるわね...
お酒の賞味期限は?飲むと太る?何で顔が赤くなるの?|まとめ
お酒を長く美味しく楽しむための長期保存をするためにどのお酒にも共通して言えるのは「冷暗所」です。
これを覚えておくと賞味期限を縮めずに済むかもしれません。
それでもやっぱり、開けたら飲み切るのが一番美味しく飲める方法ではあるのですが、何としてもまた飲みたい!という場合はしっかり開けてからの保存法に力を入れてみましょう。
アルコール度数の高いクラフトビールや少し良いワインを飲む機会がある方は、瓶の中で熟成させてから飲む方法もぜひ試していただきたいです。
ちなみに、ダイエットを意識されるのであればジンロや鏡月といった甲類の焼酎をお茶で割って飲んでいれば、お酒によるカロリー摂取はほとんど気にする必要がありません。
だからといって高カロリーのものを食べながら飲んでしまったら元も子もないので、つまみには冷奴やお漬物などを合わせるなどして、糖質やカロリーを極力摂取しないように楽しめたら完璧ですね。
最後にお酒を飲んで顔が赤くならないようにするのは難しいのですが、翌日お酒を残さないように肝臓の酵素の働きをよくしてれる食べ物をご紹介します。
それは、トマトとグレープフルーツです。
飲んでる最中が望ましいですが翌朝どうもお酒が抜けてないという方は是非一度試してみてください。
ジュースでも効き目ありなので、手っ取り早く摂取したい場合はジュースを買いましょう!
参考記事
▶︎ お酒を飲むと頭痛がするのはなんで!?アルコール頭痛の予防と対策