お酒を飲む方でウォッカを飲んだことがない人はほとんどいないくらいに有名であらゆるカクテルに使われているウォッカですが、原材料や飲み方、アルコール度数が知らない方も中にはいるかと思います。
本記事では、原材料や飲み方、アルコール度数といったウォッカの細かい知識を解説した上で、ウォッカで作れるオススメの美味しいカクテル5選まとめをご紹介していきたいと思います。
ぜひ、これを機にウォッカのことを詳しく知って、美味しいウォッカカクテルを作ったりBARで注文してみて下さい!

ウォッカは飲みやすいから好き!
目次
ウォッカとは?材料は?飲み方は?
ウォッカというお酒を飲んだことない方、聞いたことのない方はほとんどいないのではないでしょうか。
缶チューハイの原料はウォッカですし、なにより名探偵コナンの黒の組織の構成員の名前もウォッカですしね。
ですが、ウォッカとはどの様なお酒なのかきちんと説明出来る方は恐らくあまりいらっしゃらないのではないかと思います。
ウォッカの原材料・製法
簡単に説明するとウォッカとは、
- じゃがいも
- 大麦
- 小麦
- とうもろこし
などの穀物を原料として蒸留したものを白樺(シラカバ)で濾過した蒸留酒です。

白樺って北海道でよく見かける白色の美しい樹皮をした木のことだよね!
ウォッカの飲み方
フルーツやハーブなどのフレーバーをつけたフレーバードウォッカと呼ばれるものもありますが、基本的には無味無臭のお酒ですのでショットやロックで飲むというよりは、カクテルのベースにすることが一般的です。
ただ、ロシアの方は暖をとるためにくいっと一気に飲んだりするそうですが、日本ではゲームのペナルティとして飲むくらいしかないかもしれませんね。

ひいいぃぃぃ
ウォッカはアルコール度数が40%はありますから冷凍庫で保存しても凍ることはありません。
むしろ口当たりがトロっとして美味しく召し上がれるのです。
ほとんどお目にかかれないですが1本3万円クラスのウォッカともなると原料の甘味がほのかに感じられそのまま飲んでも大変美味しいのです。
また、世界最高のアルコール度数を誇るスピリタスもウォッカです。
アルコール度数が96%もあり、こちらのお酒は罰ゲーム用でしか使い道が無いなんて考えていませんか?
実は70回以上も蒸留を行なっているとても手間をかけたお酒なのです。
ストレートではあまりにアルコールが強すぎるので、インフュージョンといってフルーツなどを漬け込んだり、コーラやジンジャーエール、オレンジジュースなどと混ぜて飲んであげるのがベストです。
クリアな味わいから、副材料がしっかりと引き立つといったメリットもあります。
さらに、ビールやワインといった醸造酒とは違いウォッカは蒸留酒なのでお酒としてのカロリーを摂取することがほとんどないのです。
簡単にいうとダイエットを意識した方にはもってこいのお酒なのです。
もちろん何かと混ぜて飲めばその分のカロリーは摂取されますけどね。

これは女性にはありがたいわ...!
レディキラーってウォッカと関係あるの?
レディキラーというカクテルのジャンルがありますがほとんどがウォッカをベースにしたカクテルです。
ジンジャーエールを混ぜたモスコミュールや、オレンジジュースを混ぜたスクリュードライバーが有名です。
飲みやすいからたくさん飲んでしまうけどアルコール度数が高くて酔いやすいので男性が女性にオーダーしていたことからレディキラーと呼ばれるようになりました。
ですが、もともとは禁酒法の時代に流行ったという背景があります。
法律上お酒を飲んではいけないけどお酒は飲みたい。
そんな人々がジュースにしか見えないようにカクテルとして飲酒をこっそり楽しんでいた。
実はレディキラーの正体はそんなカクテルたちなのです。
そんなウォッカを使ったオススメのウォッカカクテル5選をご紹介致します。
リセマラが気になる方はこちらも!
オススメのウォッカカクテル5選!
ヴェスパー・マティーニ
カクテルの王様といえばマティーニです。
本来ジンとベルモットをステアするのが一般的ですが、
「ウォッカマティーニをステアせずに。シェイクで。」
という名台詞を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
007でジェームズ・ボンドが注文した通称ボンドマティーニ。
ボンドマティーニとは実は何種類かあるのですが、今回はヴェスパーを。
ヴェスパーとは小説「007カジノ・ロワイヤル」のジェームズボンドの恋人役、ボンドガールの名ヴェスパー・リンドから付けられたものですが、ウォッカとジンを合わせ、そこにベルモットのキナ・リレを使用し、仕上げにツイストしたレモンピールを添えたものがヴェスパーマティーニです。
現在ではキナ・リレは製造中止になったため手に入らないので(同名の成分が違うものは手に入るようになりました。)リレ・ブランを使用することが主です。
ちなみに余談ですが、キナ・リレとは、皆さんもご存知のトニックウォーターの本来の原料であるキニーネ(キナの木の樹皮に含まれる塩基性化合物)というマラリア予防に大変活躍したものですが難聴弱視に溶血といった副作用があり、劇薬指定されているため日本では作ることが出来ない原料を使ったお酒です。
日本のトニックウォータはほとんどが人工甘味料や香料を使用して作られているので甘い印象をお持ちかもしれません。
ですが、本来のトニックウォーターは苦味とコクがしっかりしていてそのまま飲んでも非常に美味しいのです。
日本でも、ウイスクイーが輸入しているイギリスの「フィーバーツリー プレミアムトニックウォータ」というキナの木の天然エキスを使用した苦味とコクが味わえるトニックウォータを飲めるので大手の酒屋さんなどで見つけたら是非召し上がってみて下さい。
セックスオンザビーチ
出典:サントリー
1989年上映のトム・クルーズ主演の映画「カクテル」に登場したカクテル。
同じ名前のカクテルで違うレシピのものもいくつかありますが、ウォッカにメロンとフランボワーズのリキュール、パイナップルジュースを加えたものが比較的メジャーです。
名前のインパクトからオーダーしたがる方も多いカクテルです。
リセマラが気になる方はこちらも!
コスモポリタン
出典:Wikipedia
世界共通や国際人といった意味のカクテルネームです。
男女の平等性を謳ったカクテルとも言われています。
それもあってか、ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の主人公がいつもオーダーしているのがこちらのコスモポリタンです。
ウォッカとホワイトキュラソー、クランベリージュースにライムを加えたショートカクテルで、アルコール度数は高いものの、甘酸っぱく爽やかな味わいによりとても飲みやすいカクテルなのです。
なにより薄ピンクの色合いが美しいこともあり、女性に人気のカクテルの一つです。
ソルティドッグ
出典:Wikipedia
甲板員と言う意味のイギリスのスラングです。
甲板で汗を流しながら働く人を表すネーミングで、ウォッカとグレープフルーツジュースを混ぜ、グラスの淵に塩を飾った非常に有名で人気のあるカクテルですが、ハーフムーンと呼ばれる飲み方があるのをご存知でしょうか。
通常はグラスの淵に一周させるように塩を飾るのですが、ハーフムーンだと半周だけ塩を飾ります。これによって塩を舐めながらも飲めるし、そうでない部分をカクテル「ブルドッグ」としても楽しめるのです。
ブラッディメアリー
出典:サントリー
ブラッディマリーと呼ばれることもあるカクテルです。
ウォッカとトマトジュースを混ぜ合わせたカクテルですが実は大変バリエーション豊富なカクテルなのです。
タバスコや塩、レモンジュースや、なかにはウスターソースを入れて飲むのがお好きな方もいらっしゃいます。
自分だけのブラッディメアリーを見つけてオーダーできたらとてもかっこいいですね。
リセマラが気になる方はこちらも!
ウォッカで作れるオススメの美味しいカクテル5選|まとめ
オススメの美味しいウォッカカクテルをご紹介しましたが、いかがでしょうか?
ウォッカは無味無臭のお酒と言うこともあってだいたい何にでも合うので、大変様々な組み合わせが作れる万能なスピリッツといえるでしょう。
それもあってか、映画やドラマでウォッカベースのカクテルが使用されることも多いようですね。
インフュージョン(漬け込み)は自宅でも簡単に行えるので、ウォッカを購入してオリジナルのフレーバードウォッカを作ってみてはいかがでしょうか。
コーヒー豆や、紅茶、シナモンなどのスパイス類、フレッシュの生姜やフルーツの漬け込みは比較的ハードルも低くチャレンジしやすいかと思われます。
漬け込み時間を調節したり複数種類入れてみたり、さらには自家製フレーバードウォッカを使用してのカクテルを作ってみたりと気軽に深みのある味わいが作れて、パーティーなどで喜ばれること間違いなしです。
最後に、カクテルを作る場合に必要なオススメのウォッカベースをご紹介して終わりたいと思います。
世界No.1ウォッカの呼び声が高い「グレイグース」
グレイグースは原材料の特徴を残すため、濾過を最小限にとどめ、「味わいあるウォッカ」を再現しております。
世界で圧倒的に1位の売上を誇っており、多くのテイスティングコンテストで1位を獲得している文字通り世界No.1にふさわしいウォッカです。
ほんのり甘い香りと、リッチで透明感のある味わい、さらにその上で後味が非常にスッキリしているとても美味しいウォッカですので、ぜひ1度は飲んでみて下さい!


スーパープレミアムウォッカと呼ばれてるそうね...
売上No.1カクテルグラス!
参考記事
参考記事
初心者にもおすすめの人気ウイスキーランキングTOP10!飲み方や種類も徹底解説!
参考記事