最強の学問と称され、一部界隈では
「世界で最もセクシー」と言われている学問が存在することをご存知でしょうか?
学問に対してセクシーとはなんぞや?
と思うところはあるかと思いますが、海外では「セクシー」というのは非常に素晴らしい誉め言葉であり、これが学問に対して使われているということは
「最も魅力的で信頼のおける学問」
と言い換えることが可能です。
本記事では、この「世界で最も最強でセクシーな学問」に関して話したいと思います。
目次
最強の学問「統計学」
結論から申し上げる形となりますが、世界で最もセクシーな学問、ズバリそれは「統計学」です。
それは、世の中にある全ての判断において統計学が有効である。
更には統計学以外での判断では答えが付かないからです。
統計学が有効である具体例
例えば例を挙げますと、
「男性は女性が着る服の色に関して何色を最も好むのか」
という質問があったとしましょう。
この質問に対しての答えは分からない。
どうやって決めたらいいのかも分からない。
自分は女性が着る服の色は赤が好きだ。
だが、だからと言って男性が女性が赤色の服を着ているのを最も好む。
という答えは出すことが出来ない。
答えは無いが、人々は何としても答えを求めたがります。
じゃあどうやって答えを出すのか、というところで「統計学」の出番です。
男性200人を集めて、全員に答えさせた結果、赤:100人 白:50人 青:30人 緑:20人となったとしましょう。
確かにこれで世の中の男性は赤色の服を着た女性を好む、という結論に至るのはどうかという意見はありますが(特に母数的な意味で)、答えを出さなければいけない状況であれば、最も解答の多い赤色というのが答えになります。
実はこのように、世の中で「これが良い」みたいにされているの全て統計データを用いて答えを出しています。
身の回りで考えてみて下さい。
例えば、
「裏切られた相手には3割程の確率で許すと最も自分に対して利益が出る」
「商品開発する際には、1:6=商品コスト:利益の比率で開発するのが理想」
のような事柄は全て統計学に基づいて導き出された結果となります。
明日は外に出ようか、それとも中でゆっくりしようか。
そんな時でさえあなたは統計学を用いて結論を出しているはずです。(外に出ればリフレッシュできて刺激的、一方で中にいたら身体は休まって勉強で知識も蓄えられるなぁ等。)
【統計学が最強の学問である】書籍とは?口コミは?
既に知っている方も多いかもしれませんが、【統計学が最強の学問である】という本も発売されております。
最新の事例と研究結果をもとに、統計学の主要6分野を基礎知識と併せている良本です。
主要6分野というのは、
- 社会調査法
- 疫学・生物統計学
- 心理統計学
- データマイニング
- テキストマイニング
- 計量経済学
のことです。
下記に当著のフレーズを記載しておりますが、個人的にとてもグサッと刺さったものでもあります。
「統計学によって得られる最善の道を使えば、お金を儲けることも、自分の知性を磨くことも、健康になることもずいぶんと楽になるだろう。
だがそれはあくまで副産物である。統計リテラシーによって手に入る最も大きな価値は、自分の人生を自分がいつでも最善にコントロールできるという幸福な実感なのだ。」出典:統計学が最強の学問である
統計学を身に付けることで得られる物の大きさ。
それは実際に学んで身に付けることでしか分からないことでもあります。
ぜひ、気になった方は当著も併せて読んでみて下さい!
Twitter上での口コミも掲載しておきます。
#10月18日 は #統計の日 !統計学ブームを巻き起こした『 #統計学が最強の学問である 』をご紹介します!
— ダイヤモンド社@ハロウィンも読書しよ🎃📚 (@diamond_sns) 2019年10月17日
👀〈 なぜ、統計学が最強なの…?
★怪しい数字にだまされなくなる
★英語力や会計力よりもビジネスで役立つ
★あなたの市場価値をあげることができる
★つねに最善の道を選べるようになる pic.twitter.com/27iggw4SVF
統計学的な裏付けがないのにそれが絶対正しいと決めつけることと同じくらい、統計学的な裏付けがないのにそれが絶対誤りだと決めつけることも愚かである。 西内啓 #統計学が最強の学問である
— N-Kojima (@N_Kojima0520) 2013年6月28日
統計学が最強の学問である意味とは?【統計学入門】|まとめ
統計学が最強の学問である意味とは?をご紹介していきました。
人それぞれ考え方はあるかとは思いますが、筆者としては統計学を学ぶことはとても人生的に有意義なことであると認識しております。
半信半疑の人も、一度まずは統計学の世界に触れてみることをオススメします!
きっとその後の意志決定に大きな差が出るはずです。
ビッグデータという言葉が流行り始めたのも「統計学」の強さが如実に表れていることの証でもありますし、どんな権威やロジックも吹き飛ばして正解を導き出す統計学は今後さらに大きな力・影響を現代社会に及ぼしていくと思われます。
参考記事
>> ビックイン仮説とは?他人の意見を受け入れることの大切さ
>> リスクを取ることの大切さ|リスクを取らないことこそリスクという考え方
>> 成功を収めるために必要な法則・哲学とは?起業や人生を変えたい人へ