皆さんは勉強の効率をどのように高めているでしょうか?
できることなら少ない時間で結果を上げる効率の良い勉強の仕方をしたいですよね。
ただ、音楽を聴きながらが良いとかこの時間帯に勉強するのが良いとかカフェでやるのが良いとか諸説あって結局迷ったりすると思います。
今日は、勉強の効率を上げる方法を学術的な根拠を含めご紹介します。
受験生の人や資格を取得しようとしているサラリーマンの方も是非参考にして下さい!
目次
【レミニエンス効果】
これは休憩や瞑想をすると学習効果がアップするというものです。
ただ単に休んだり遊びをしたりといった休憩でももちろん効果はありますが、休憩として瞑想をすることが最も効果があると思われます。
瞑想は様々な方法がありますが、私は3秒掛けて大きく息を吸い、8秒掛けて息を吐くということを数セットしております。
やってみると分かりますが、落ち着いて集中できるようになるんですよね。
補足ではありますが、よく緊張しているときは深呼吸をしろと言われますが、これは逆効果です。
人は息を吸うと交感神経が優位になるので、より緊張してしまいます。
一方で息を吐くと、副交感神経系が優位になるので、落ち着けるようになります。
今後は、もし緊張する場面に出くわしたら是非息を大きく吐いてみて下さい。
このように落ち着いて集中した状態で再度勉強に向かうことで効率が向上するんですね。
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【周期的に復習する -エビングハウスの忘却曲線-】
人が時間と共にどれだけ記憶を失うかということを表したエビングハウスの忘却曲線というものがあります。(下記図)
図によりますと、人は時間と共にどんどん記憶が薄れていき、なんと1日経つだけで33%しか記憶には残っていないというのです。
え、それってどうしようもないのでは...と思いますが、ある工夫をすることでこの記憶を長期記憶に格納することができます。
そもそも上の図のように失っていく記憶は、短期記憶と呼ばれる一時的に脳に保存されただけに過ぎない記憶であり、日常的に見る雑多な情報もここに含まれているのです。
いちいち信号の色とか、すれ違った人の服の色とかを全て脳に長期記憶として格納していたら脳が疲れてしまいます。
工夫というのは、短期記憶として入ってきた情報を長期記憶にシフトさせてあげるということです。
方法はこうです。
・まず24時間以内に10分間の復習(長期記憶にシフトさせたい情報に対して)をする。
・1週間後に5分復習をする。
・1ヶ月後に2~4分復習をする。
これで、その情報は長期記憶へと基本シフトします。(もちろん個人差はありますが。)
え、3回も復習を...と思うかもしれませんが、所要時間的には全てで20分も掛かっていないので、その後の記憶の定着を考えたらとても効率は良いかと思います。
【好きな音楽を聴く】
勉強をする時、無音な方もいるとは思いますが、たまには音楽を掛けてみても良いかと思います。
音楽を聴くことでどれだけ作業効率に影響を与えるかを研究したところ、最も効率が向上するのは、自分の好きな音楽を聴いている時だったそうです。
ざっくり説明しますと、自分の好きな音楽を聴いているとドーパミンが放出され、とても楽しい気分な状態で勉強している状態となり、記憶への定着率等が向上するとのことです。
好きなことをしている時の成長具合は確かに物凄いものがありますから、非常に良い手法かと思います。
勉強効率を最大限に上げる方法!音楽や時間帯って意味ある?おすすめの勉強法|まとめ
効率の良い勉強法をご紹介していきましたが、いかがでしょうか?
限られた時間の中でテストや受験がありますので、できる限り勉強効率を上げたいところですよね。
ぜひ、本記事を参考に、効率の良い勉強法を実践してみてください!
やっぱ俺はロックを聴きながら勉強するのが一番はかどるな~
私はやっぱクラシックかな...
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