職場によってはいじめや嫌がらせなどがあってストレスが溜まったり、仕事を全くしない上司や度重なるパワハラなど職場環境に不満を抱えている人もいるかと思います。
ただ、中には「職場ってこういうもんだよな」と諦めてしまっている方もいれかもしれません。
本記事では、FANGにも数えられ、「最高の職場ランキング」で何度も首位を取り、働きやすさNo.1と呼び声の高い企業「Google」に学ぶ最高の職場とは?というところを徹底的に解説していきたいと思います!
「理想的な職場ってこうなんだ!」諦めずに良い職場環境を求めよう!とモチベーションにしても良いですし、起業を考えている方にも「こういう会社にしよう!」みたいに参考になるかと思います。
目次
【最高の職場】でまず思い付くこととは?
みなさんは、最高の職場と聞いたらまずは何を思い浮かべるでしょうか?
- 給与が高い
- 有給を消化できる
- 福利厚生が良い
- 人間関係が良い
などなどでしょうか?
確かにこれらも良い職場となる要素になるかとは思います。
では、Googleはどうなのでしょうか?
Googleが職場において最も重要視している点
給与や福利厚生など、色々な要素がある中で、一体Googleはどこを最も重要視して職場環境を形成しているのでしょうか。
実は、Googleが最も重要視している点は何より自由!(オープン)ということです。
本当にとにかく自由のひとことに尽きます。
まず、一般的に裁量権のあるマネジャーに、ほとんど裁量権が無いということです。
- 誰を解雇させるか
- 昇給やボーナスをどうするか
- 業績評価をどうするか
といった一般的な企業ではマネジャーに裁量権のある項目が、Googleのマネジャーは決定することができません。
じゃあどうしているのか?
なんとこれらの判断を全て社員に任せているのです。
言ってしまえば、権力と権威を社員に譲り渡しているのです。
例えるとサッカー型の社会システムといった感じでしょうか。
チーム内に司令塔がいて、プレー中は基本その司令塔の判断に委ねる。
一般的な企業は野球型で、常に指令は監督から出される。
1プレー1プレーにサインや指示が与えられ、選手はそれに忠実に行動をする。
かの有名なLINEの会社も、サッカー型の社会システムを取り入れたりしていますね。
とにもかくにもGoogleは、サッカー型の社会システムを採用し、判断は全て現場にいる社員に委ねるようにしました。
これに紐付き、1つ面白い研究結果があります。
サッカー型・野球型の社会システムに関する研究結果
メキシコにあるナイキのTシャツ工場2社の内、
1社目は「従業員に多くの自由を与えました」。
生産目標を設定した上でチームを作成して仕事の切り上げ方の決め方も現場社員に任せました。
一方で2社目は、「徹底的に従業員を管理しました」。
命令した仕事を忠実にこなすことを何よりも重んじ、厳格な規則も設けた。
ココがポイント
当然のことながら、1社目の方が賃金も多く貰う形となりました。
経営者側はより売上高を増やすことができる。
従業員側はより多く給与を貰える。
2社目と比較すると、経営者・従業員どちらも得をしていることになるのです。
他にも、カマル・バーディ博士と6人の研究者は、22年間に渡り308社の生産性を調査したというデータがあります。
そして、この調査データでも上記と同じような結果を得られたと言います。
世の企業では、業績を上げる為に総合的品質管理やジャストインタイム在庫管理を導入して改善を図ろうとしますが、これらは一部の企業でしかも一時的に改善が見られるだけで、総合的な業績改善効果には繋がらないのです。
本当に効果のある業績改善方法は、
- 社員に権力や権威を付与させる
- 仕事外のことを学ぶ機会を提供する
- チームワークへの信頼を高める
- 上記のことを組み合わせる
というところにあります。
結果を出すために必要なこと
人は楽しいことをしている時が一番結果を出せると思います。
「仕事は仕事」のように割り切って楽しまずに仕事をすると、最高のパフォーマンスを出せないというのは社会人の方は身を以て知っているのではないでしょうか。
「早く仕事がしたくて仕方がない!」
「いや、もはや仕事という感覚ではない!」
くらいの仕事に対するモチベーションがあれば、どの企業にいても結果を出せるのではないかと思います。
そして、そのモチベーションを引き出すのがマネジャー達の仕事なのです。
さらに言えばそのマネジャー達も楽しんでマネージングをして欲しい。
そのような会社全体になったら、全体が自由(オープン)で、ストレスフリーとなりそれこそが【最高の職場】と言えるのではないでしょうか。
Googleは物凄い莫大な額を投じてあらゆる実験を試した上でこの制度に辿り着いております。
その行為と、現在の会社としての結果を見ると、この職場環境の構築が非常に大切であることは明らかではないでしょうか。
ちなみに、これらのことをより詳しくこちらの本に書いておりますので、気になる方はぜひ読んで見てください!
さらに、「成功」している人の共通点、意識すべきことをこちらの記事でもまとめているので、良ければ参考にしてみて下さい。
成功をおさめるために必要な法則・哲学とは?起業や人生を変えたい人へ
ひとえに「成功」と言われても色々あるかと思います。 「テストの成績で結果を出したい方」 「仕事で成果を出して出世したい方」 「起業して成功したい方」 「明確な目標があるわけではないけどとにかく人生 ...
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モチベーションの大切さ
何をするにしても、モチベーションは大切だと思います。
読書もプログラミングも勉強も恋愛も、もちろん仕事も。
楽しいと思えるような努力はもはや努力ではなく趣味や娯楽みたいなものです。
以前何かで読んだことがあるのですが、
「何もしない人は努力をする人には勝てない」。
「そして、努力をする人は楽しみながら努力をする人には勝てない」と。
せっかく努力するからには、何かしらの理由を見つけてでも楽しめると思いながら努力して結果を出せるのが最高ですよね!
ちなみに、先ほどGoogleの働き方に関する書籍をご紹介しましたが、さらに詳しく知りたい!という方や人事採用に関する深い話などが気になる方はこちらの本もかなりオススメです!
先ほどのと併せて2冊読むと、Googleの深いところをかなり知ることができると思います。
最高の職場環境とは?Googleに学ぶ理想的な人間関係やストレスフリーな職場に迫る|まとめ
最高の職場環境とは一体?をGoogleが実践していることを参考にご紹介していきました。
自由(オープンであること)を何より重視し、楽しみながら努力するモチベーションに力を入れることで莫大な結果が出る。
時価総額世界最高峰のGoogleが実践していることを、経営者の方は実際に取り入れてみたり、社員の方は現職場環境を改めて考え直したりすることの参考にして頂ければ幸いです。
また、モチベーションを維持する上で、潜在意識の考えを取り入れるのも有効的なので、こちらの記事も参考にしてみて下さい!
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潜在意識とは何か?使い方や引き寄せ効果を徹底解説!
巷で「潜在意識」という単語を聞いたりすると思いますが、実際のところ潜在意識ってなんなの?と思うことはあると思います。 潜在意識をうまく使えばかなりの効果を発揮するとも言いますが、それもい ...
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