ペットボトルのお茶を買おうとした時に、カフェインってどれくらい入ってるんだろう?と気になったことはありませんか?
「寝る前だからカフェインは摂りたくない...」
「体質的にカフェインが多いときつい」
などの理由から迷うこともあるかと思います。
そこで本記事では、おすすめのノンカフェイン・カフェインゼロのペットボトルのお茶を紹介したいと思います。
ノンカフェインとかカフェインゼロとかデカフェとかカフェインレスとか色々表記あるけどそれぞれどういう意味なの?
という点も含めてしっかり解説しますので、今後のお茶選びの参考にしてもらえますと幸いです!
そもそもカフェインとは
取りすぎると体によくないというイメージを持たれている方は多いのではないでしょうか?
カフェインはコーヒーだけでなく緑茶や紅茶などのお茶や、チョコレートやコーラにも含まれております。
カフェインにおける効果としては、覚醒作用が代表的ではないかと思います。
集中力を上げたり、身体能力を上げたりするプラスな効果もあるのです。
他にも、脂肪を燃焼させる作用も持っており、ダイエットをする人たちの間でも話題になっております。
適量はどれくらい?
過剰摂取は体に良くないのですが、適度にとっている分には問題はありません。
400〜450mg(およそコーヒー3〜5杯)は適量といわれています。
ちなみにカフェインの副作用としては下記が挙げられます。
副作用として不眠、めまいなどが含まれる。
減量あるいは中止による離脱症状として、頭痛、集中欠如、疲労感、気分の落ち込みなど吐き気や筋肉痛が、ピークがおよそ2日後として生じることがある。
頭痛は1日平均235mgの摂取で、2日目には52%が経験する
出典:Wikipedia
しかし、カフェインの感受性は個人差が大きいため、カフェインを寝る前にとっても睡眠に影響が出ないひともいれば、少量でも眠れなくなる人もいます。
自分のカフェイン体質が分からない方は以下のキットを購入することで、確かめられます。
こちらは遺伝子検査キットで、カフェイン耐性以外にもアレルギーを調べることができます。
カフェイン摂取において自分の体質を理解しておくことが大事になりますね。
また、年齢や、妊娠でカフェインへの感受性が変化することもあるので、常に同じではないということには気をつけるようにしましょう。
表示に注意!本当にカフェインが入っていないものはどれ?
ペットボトルのカフェインの入っていないお茶を選ぼうとしたときに、「ノンカフェイン」「デカフェ」「カフェインレス」「カフェインフリー」など、たくさんの言葉があり迷ってしまうと思います。
カフェインの表記は、大きく分けて2種類あり、「もともとお茶の成分自体にカフェインが入っていないお茶」と、「カフェインが入ってるお茶からカフェインを取り除いたお茶」があります。
ノンカフェイン
ノンカフェインはもともとお茶にカフェイン成分が入っていないものを指します。
基本的に茶葉から作られているお茶は、カフェインを含んでいます。
緑茶や烏龍茶や紅茶は茶葉から作られているため、もともとカフェインを含んでおります。
そのため、「緑茶でノンカフェイン」というお茶は存在しませんのでご注意ください!
ノンカフェインのお茶としては、下記のお茶が該当します。
- 麦茶
- ルイボスティー
- そば茶
これらのお茶はどの種類のお茶でもカフェインは入っていないので安心して飲むことができます。
全くカフェインを摂取したくない人は、ノンカフェインを選ぶとよいでしょう。
リセマラが気になる方はこちらも!
少量のカフェインが含まれている表記
- デカフェ
- カフェインレス
- カフェインフリー
- ローカフェイン
以上のものは、少量のカフェインが含まれている表記になります。
日本では明確な基準はありませんが、EUでは99.9%以上カフェインを除去したものをさします。
もともとカフェインを含んでいるお茶から、カフェインを取り除いたものです。
全くカフェインが入っていないわけではないので気をつけましょう。
カフェインゼロ
「カフェインゼロ」は、判断が難しい表記となります。
カフェインゼロは基準が決まっており、カフェイン0.001g(100ml当たり)未満を0gとしています
そのため、「全くカフェインが入っていない」ものと、「カフェインが0.001g未満含まれているもの」どちらも混在しているのがカフェインゼロです。
もっともよく見かける表記だと思いますので注意しましょう。
ノンカフェインのペットボトルのお茶
ノンカフェインは完全にカフェインがゼロなので、心配することなく安心して飲めるお茶だということがわかりました。
ここからは、ノンカフェインのペットボトル茶を紹介します。
穀物系のブレンド茶から「十六茶」(アサヒ)
ブレンド茶というのは何種類かの原料をまぜて作られたお茶です。
1種類から作られたお茶よりも混ぜて作ることで、異なる味のお茶を作ることができます。
実は90年代にブレンド茶ブームが来て、たくさんのブレンド茶が登場しました。
ブームが去ってからも根強い人気であるブレンド茶の1つが十六茶です。
ココがポイント
その名の通り16種類の素材をブレンドしており、毎年ブレンドの中身は変更され、進化を続けています。
くせのない味で、飲みやすく、また安くて量が多いのもよいところですね!
同じく穀物系のブレンド茶「爽健美茶」(サントリー)
ココがポイント
はとむぎ、玄米〜♪
という歌で、たくさんの穀物が使われていることはご存知かもしれませんが、(もしかしたらもう古い…?)25周年ということで、現在では25種類の植物素材から作られています!
また、以前は緑茶も使われていたために、カフェインを含んでいたのですが、2016年のリニューアルでノンカフェインとなりました。
しかも、アレルギー特定原材料となる27種類(えび、かに、小麦など)を含んでいないため、アレルギーが気になる方でも安心して楽しめます。
南アフリカのお茶「ヘルシールイボスティー」(伊藤園)
ココがポイント
ルイボスティーは色味に少し赤みがかっており、味も独特なので、好みが分かれやすいお茶ではありますが、健康・美容にはとてもよいお茶なのです。
また、こちらはカフェインは入っておりません。
日本では作られておらず、南アフリカ共和国のセダルバーグ山脈でしか作られていない希少性の高いお茶なのです。
また、香料・着色料・保存料無添加で、成分表示をみると、「ルイボス」とだけ、書かれており、普通は酸化防止に入っているビタミンCも入っていないのが驚きです。
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やさしい飲みあたり「GREEN DA・KA・RA やさしい麦茶」(サントリー)
ココがポイント
こちらは大麦、玄米、はと麦で作られたお茶です。
麦が多いですが、玄米もふくまれているので、ブレンド茶よりではあります。
また、爽健美茶と同じようにアレルギー特定原材料の27種を使用していないお茶です。
見た目は普通の麦茶と比べると、薄い茶色をしているように見えます。
飲みあたりがやさしく、癖のない味です。
定番の麦茶!「六条麦茶」(アサヒ)
ココがポイント
お茶の中でも人気があり、定番なのは麦茶だと思います!
昔から麦茶の定番の原材料である「六条大麦」100%で作られている麦茶です。
香料を使用していないため、純粋な六条大麦の香りを楽しむことができます。
カフェインレスのペットボトルのお茶
「生茶デカフェ」(キリン)
ココがポイント
緑茶にはもともとカフェインが含まれております。
その含まれているカフェインを減らして作られたのが生茶デカフェです。
こちらはカフェインゼロですが、100mlあたり0.001mg未満は含まれているということは、頭の片隅に置いておいていただければと思います。
緑茶でここまでカフェインが少ない緑茶はありませんので、おすすめです。
午後の紅茶 デカフェ ストレートティー(キリン)
ココがポイント
同じくキリンからカフェインゼロで飲める紅茶のご紹介!
ストレートティー以外でもミルクティーもありますので、好みに合わせてカフェインの少ない紅茶を楽しめます。
キリンでは独自の「カフェインクリア製法」を持っており、それによりカフェインゼロの緑茶や紅茶を作っているのです。
おすすめのノンカフェイン・カフェインゼロのペットボトルお茶7選|まとめ
- ノンカフェイン
- カフェインゼロ
- カフェインフリー
- デカフェ
- ローカフェイン
- カフェインゼロ
と、多くの表記がありますが、実際にカフェインが完璧に入っていないものがノンカフェインで、それ以外に関してはカフェインは含有しております。
(カフェインゼロは0.01mg未満のごく微量)
今後、カフェインを気にしてペットボトルのお茶を選ぶときには、表記を見ながらカフェインが入っていないのか、または入っているが少量なのかに気をつけて買うとよいでしょう。
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