あなたは伝えたいことを的確かつシンプルに伝えられていますか?
実は、伝えたいことを的確かつシンプルに話す技術は、たった3つのポイントさえ押さえればすぐに身につけることができるのです!
今回はSB Creativeから出版された、伊藤洋一さん著、
「1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術」
の感想・要約・評判をまとめてお話していきます!
かの有名なソフトバンク社長・孫正義さんも大絶賛した一冊です!
この記事でお話しする「1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術」の3つのポイントを押さえ、あなたも伝えたいことを的確かつシンプルに伝え、人を動かす力を手に入れましょう!
それでは早速、お話していきます!
【1分で話せ】感想
まず、この本は主に会社やコミュニティに入っている人にとって、会議・プレゼンを行うときに使える技術を記した書籍であると感じました。
使われている事例が会議中のグラフだったり、会議での提案の例だったりが多かったからです。
ですが、これは実生活でも応用できるというものもいくつかあったので、その点から学べることはとてもありました!
主張(結論)を先に述べ、その後に根拠を3つほど使って説明する「ロジックのピラミッド」をつくって話すという項目が最も印象に残りました。
現状を説明するだけで結論を述べずに話が終わり、その後に「だから何?」と聞かれることが過去に何度かあったので、この項目を読んで「私は今まで結論を先に述べていなかったのか」と学ぶことができました。
いまとなっては恥ずかしいことなのですが、これを機にまた話し方や伝え方を改善していけたらなと思いました。
また、本書は伝え方についてのプロフェッショナルが書いているため、内容がとても分かりやすかったです!
図やグラフ、イラストなどを多く使っており、文章に関しても難しい言葉は使わずにとても読みやすい文章でした。
内容は基本的なことが多く書かれていますが、改めて自分の話し方・伝え方を見直したい!という人は読んでみてもいいかもしれません。
ビジネスマンは読むべきだと思いますし、伝え方に悩んでいる人に対しても役には立ちますので、ぜひ読んでみてください!
\FF・クロノトリガースタッフが関与!/
【1分で話せ】要約
伝えたいことを的確かつシンプルに話すためには、
- 目的を明確にする
- 左脳を刺激する
- 右脳を刺激する
この3つのポイントを意識することが重要です!
これらのポイントさえ押さえていれば伝え方は圧倒的に上達します!
「誰に話すのか」「何をゴール(目標)にするのか」を明確にする。
【人はあなたの話の80%は聞いていない】
そのうえで相手の記憶に残り、相手に動いてもらえる話をすることが大事。
1分で話せるように内容を組み立てる。
【「相手に理解してもらうこと」ではなく「相手に動いてもらうこと」をゴールにする。】
伝える側が、聞き手側に「理解したうえで、どうしてほしい」のか、を必ず考えなくてはならない。
相手が動くために、できることすべてをやりきる。
左脳を刺激する
左脳を刺激するには、ロジックを意識する。
【「ピラミッドストラクチャー」…結論(主張)1つに対して根拠を3つほど使用して話す。】
事例やデータなどの根拠をいくら重ねても、相手はこのデータや事実から、何を読み取ればいいのか全く分からない。
【「悩む」のではなく、機械的に「考える」】
「悩む」とは、考えが頭の中でぐるぐると無限ループしている状態。
「考える」とは、結論を出すこと。
機械的に「考える」とは、結論を出す習慣をつくること。
そのために、自分に黄金の質問「だから何?」「本当か?」「ファイナルアンサー?」と問い続ける。
【いらない言葉を削る】
難しい言葉は使わずに、中学生でもわかる言葉を使って話す。
【話が伝わらなくなる4つの話】
- 「プロセス」を話す
- 気を遣いすぎる
- 自分の意見とは違うことを言う
- 笑いを入れる
【前提を用意しておく】
「こんな事例において」「今の時代において」など
右脳を刺激する
右脳を刺激するには、イメージを想像させる
【ビジュアルを見せる】
図や写真、動画などを使って説明する。
【「例えば」といって、具体的な事例を示す】
ピラミッドの2段目で根拠をあげて、3段目では実例をあげる。
【想像してみてください】
「想像してみてください」「あなたがもしこの世界を経験するとしたらどうでしょう」と促し、「素晴らしいと思いませんか」と方向性を示す。
その他の重要なポイント
【「超一言」で包み込む】
覚えやすく、その一言で自分の話したい内容を表せるようなキーワードをつくる。
【人前で話すときの4つのポイント】
- 視線:しっかりと聞き手を見る。
- 手振り:多少、動きをつける
- 声:「相手と対話するように」声を届ける
- 間合い:話の区切りで、普段より3秒ほど長く、間を取ってみる
【相手の立場に立って話す方法】
話している自分と相手を俯瞰で見る。
実際に相手の席に座る。
【1分で話せ】評判・口コミ
アマゾンに書き込まれた口コミを評価ごとにいくつかご紹介します。
★★★★★ 短いことばで話す重要性
管理職や、その上の役員は常に忙しい状況だと思う。
そんな中でダラダラと長時間説明されると、ほとんど聞いてくれない事態になる。
この本の内容は、上役の人に自分の提案、企画を通すための手法としてはとても良い内容ではないかと思う。
短いことばで話すと言うことは、まず自分の頭の中を整理することができ、次に相手の時間を節約することができるということで有用だと考える。
★★★★☆ 相手に動いてもらうための話し方
◇ためになったこと
- 1分で話すことの大切さ
1分でまとまらない話は何時間かけても伝わらない。
忙しい相手と話す場合は、むしろ1分で話した方が耳を傾けてもらいやすい。
- 相手に左脳に訴えかける
ロジカルに話すことで分かりやすくなる。
「結論」「根拠」「事実(事例)」の順番で話す。
このときに意味がつながっているか確認する。
- 相手の右脳に訴えかける
相手に話のイメージを湧かせる。
・写真や動画など、ビジュアルを見せる。
・例えば…と事例を挙げる。
・「想像してみてください」と言って、相手に想像を膨らませる。
- プレゼンや話し合いで使えるテクニック
・「超一言」を使う。
覚えやすく、その一言でプレゼン全体を表現するようなキーワードを使う。
・自分の意見を否定してくる相手に、追い込んでもらう道を用意する。
突っ込みやすい内容を予め混ぜておき、相手に突っ込んでもらう。
そうすることで、相手の意見のおかげで良くなったと満足してもらう。
◇話し方で、相手に動いてもらうことを目標にどうすればいいかがまとめられています。
大事なことを繰り返し書いているので分かりやすいです。
リセマラが気になる方はこちらも!
★★★☆☆ タイトルのイメージと少し違った
自分は話がまとまらないタイプだったので、タイトルに衝撃を受けて購入しました。
内容を余計に脚色せず言葉を省いたり、話す内容の全体の構造を考えることなど、とても基本的なことを学べる書籍でした。
しかし、タイトルと内容にイメージの差を感じました。
プレゼンを行う際の準備や心構え、その後のケア等、相手に動いてもらうためにどうするべきかの理論はとても参考になりました。
★★☆☆☆ 楽しみにしていただけに...
残念ですが...既知の内容が多く、話し方や伝え方を少しでも考えている方であれば
当たり前のことばかり書いてあります。
もしかしたら本当に相手のことを考えることができない人向け?と思ってしまいました。
レビューの評価が良いのも、申し訳ないのですがサクラ?と疑ってしまいました。
この内容で、ソフトバンクの孫さんも絶賛したのでしょうか。
★☆☆☆☆ 1分で話せは前半のみ
後半はプレゼンや会議での伝え方をツラツラと定価1,400円にしては内容が薄く冗長的。
表題とのギャップが大きい点が違和感として残る。
【1分で話せ】レビュー・感想・要約・評判|まとめ
SB creativeから出版された、伊藤洋一さん著「1分で話せ-世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術」の感想・要約・評判まとめをお話してきました!
今回ご紹介した3つのポイントを意識して使うことで、あなたの話し方や伝え方はさらに良くなります!
そして、本書にはまだまだ話し方や伝え方が上達する技術が紹介されていますので、ぜひ実際に手に取って読んでみてはいかがでしょうか?
相手の反応が驚くほど変わるはずです。