同じ頼み事をしても、伝え方でOKを貰えるかどうかかなり変わったりしますよね。
頼まれてる側も、伝え方が上手であれば「してあげたいな」と思いますし、
下手な伝え方であれば、「何言ってるの?」となったりしてしまいます。
一説によると、伝え方で9割決まってしまうとさえ言われております。
そこで本記事では、頼みごとを通しやすくなる伝え方で重要なキーワード
「Iメッセージ」
と
「YOUメッセージ」
に関して解説していきたいと思います。
ぜひ、こちらを参考に頼みごとをしてもらえるようになりましょう!
目次
【トイレの張り紙】
皆さんはコンビニや飲食店のトイレなどの張り紙に注目したことがあるでしょうか?
お店によって意外と書き方が違ったりしていたりするんですよ!
例えば、「綺麗に使用してください」という所もあれば、「いつも綺麗に使用して頂きありがとうございます」といった具合に。
皆さんはどちらが綺麗に使いたいなと思いますか? 私は断然、後者の言い方です。
後者の言い方は飛躍すると、『トイレを綺麗に使って頂き嬉しい』といったことが感じられますが、前者の言い方は上から目線でなんか綺麗に使っていないから綺麗に使ってくれと言われているように感じてしまいますね。
(私の個人的な感覚ではありますが・・・)
実は伝え方で人を動かすことができるかできないか分かれるんですよ。
営業等でクロージングといわれる場でもいろんな手法が使われているのですが、今回書かせて頂く内容もお役に立てるかもしれませんね。
リセマラが気になる方はこちらも!
【IメッセージとYOUメッセージ】
何かを伝えるときには実は2つの視点からのメッセージがあるんですよ! それは『Iメッセージ』と『YOUメッセージ』。
Iメッセージとは字のごとく、”自分”に焦点を当てている言い方ですね。
正確には”自分の感情”といったところでしょうか? 自分の感情を素直に乗せていく感じですね。
YOUメッセージは”あなた”に焦点を当てている言い方ですね。 正確には”あなたの評価”といったところでしょうか?
YOUメッセージには「あなたは~すべき」だといった評価が乗せられてしまっている形ですね。
【Iメッセージ・YOUメッセージの具体例】
例えば人に何かをお願いするとき・飲み物を買ってきて貰うとき、 「○○を買ってきて!!」と言うよりは、「○○を買ってきてくれたら、ぼくは嬉しいよ!!」と言う方が買いに行ってあげようかなと快く受け入れることはできないでしょうか?
あとは、子どもがいたずらをしてしまって注意する時に、「なんで○○したんだ!!」と怒るよりは、「あなたが○○して、私は悲しいよ・・・」という方が悪いことしたなと反省しないでしょうか?
私も普段、『Iメッセージ』を意識的に使うようにしておりまして、 なんとなくではありますが、以前の「○○してください。」に比べたら、快く引き受けてくれるようになったり、自分から「~しましょうか」と聞いてくれるようになった気がします。
皆さんもぜひ『Iメッセージ』を意識してみてください。 きっと効果があると思います!
【伝え方が9割】人を動かす「Iメッセージ」と「YOUメッセージ」|まとめ
人を動かす「Iメッセージ」と「YOUメッセージ」に関してご紹介しましたがいかがでしょうか?
お願い事が伝え方で9割変わってしまうともなると、正しいお願いの仕方を覚えておくことで今後の人生がとても捗るかと思います。
頭の片隅にでも良いので、IメッセージとYOUメッセージを覚えておいてみてください!
また、相手へ物事をお願いする時のコツとして、こちらの「ミラーリング」も効果的ですので、ぜひ参考にしてみてください。
-
恋愛や仕事で効果を発揮するミラーリングとは?覚えておきたい心理学
皆さんは、心理学の『ミラーリング』という用語を知っていますでしょうか? 実はこのミラーリングに、営業で上手く行くコツや人と仲良くなる秘訣が隠されているのです。 本記事では、そんなミラーリングの ...
続きを見る
参考記事
【恋愛心理学】彼氏・彼女が欲しい人やモテたい人必見の恋愛テクニック!