今日はタイトルにもある通り、晩婚化について話したいと思います!
【晩婚化が進んでいる国】
今、晩婚化が最も進んでいる、かつ、話題となっているのが中国です。
中国では、日本以上に格差というものに厳しく、例えば学歴が低い者が学歴が高い者と結婚するケースはかなり稀だったりします。
学歴が高い者は、比例して年収も高く、そういった男性は女性のステータスを見定めて選んでいったりしているようです。
独身で収入等も申し分の無い男性は、若い女性を好むので、30を過ぎて独身となった女性が希望の男性と結婚するのは非常に難しい現状だったりします。
ということもあって、最近では非常に晩婚化が進んでいるらしいのです。
これ程晩婚化が進んでいることもあって、最近では1万人規模のお見合いパーティもあるみたいです。(さすがの人口ですね。。。)
30を超えた女性が男性を狙っている一方で、若い女性も高ステータスの男性を狙いに行っております。
そこはまるで戦場。。。でしょうか。笑
ただ、こういった晩婚化や若い女性と30,40を超えた男性が結婚するということは、中国に限らず珍しくなく、最近の日本も若い女性が20歳も年上の男性と結婚するケースは非常に多く感じます。
確かに芸能界でも歳の差婚は目立つようになってきたよね
【日本の晩婚化の状況】
【婚姻率・件数の推移】
まずこちらが、日本の婚姻率・件数の推移ですが、年々婚姻件数・率が低下していることが分かります。
【男女別の未婚率の推移】
こちらが、男女別の未婚率の推移となります。
年々上昇しており、特に1985年辺りから急激に上昇している感じがありますね。
ちょうど日本のバブル崩壊がこの頃になります。
経済的な問題を抱えたこと、国の将来性に不安を抱えてしまったことといった点がトリガーになっている可能性はありますね。
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【晩婚化・晩産化の推移】
そしてこちらが、平均初婚年齢と平均出生時年齢の推移となります。
平均初婚年齢がゆるやかに、でも確実に上昇しており、1975年から前のバーの平均年齢を下回ることは一切起こっておりません。
平均出生時年齢も長期的に見るとしっかり上昇しており、晩婚化がまさに起こっているとデータ上認めることができそうです。
【晩婚化の対策】
アンケートでも、男性側が経済的に余裕が無くなったからという回答が多く、対策としては経済的にある程度余裕を持てるようになることが大切と言えそうです。
日本のバブルが崩壊してしまったこと、また、人口バブルによる高度成長期という状態がもう起こらないであろう日本において、晩婚化を防ぐためにはもちろん国の制度でというのも可能性としてはありますが、個人単位でも色々努力することが必要不可欠かと思います。
金融知識をしっかり持ち、正しい資産運用をすることや、仕事とは別にプロフェッショナルなスキル(もちろん仕事と関連するスキルでも良いと思います。)で、仕事外でも収入を得られる状態にするなどです。
最近では、副業を認める企業も非常に多くなってきておりますので、仕事外で稼ぐ手段を見つけるハードルは低くなってきております。
【見方を変えた晩婚化の本質に迫る】
ここまで晩婚化の状況と対策を語りましたが、今度は本当にこれが「晩婚化」になるのか?というもう少し本質に迫った話もしたいと思います。
近年、医療技術がどんどん進化を遂げ、人類の平均寿命が100年になるという仮説も出てきているほどになっております。
私たちが現状想定している平均寿命というのは、ざっくりと男性で80歳ほど、女性で85歳ほどと認識しておりますが、100年単位で考えた場合、先ほどのグラフで言うところの平均初婚年齢が25~27が30~31になることは、さほど晩婚化と言えないのではないか?という考え方もあります。
もちろんこれは角度を変えた見方による仮説であり、現に平均初婚年齢が年々上昇しているのはデータ上間違いありません。
個人が経済的余裕を持つための努力をし、いつでも結婚できるほどの経済的余裕を保持した上で、その時の人類の状況を考えて、データだけに踊らされない自分なりの答えを持つことも大切かもしれません。
参考記事
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