コーヒーチェーン店各社の特徴とおすすめ点を、比較しながらご紹介していきたいと思います。
「スタバ・ドトール・プロントが目の前にあるけどどれにしよう...?」
「結局どこがお得でどこが美味しいの?」
などコーヒー チェーン店もたくさんあるので迷うことはあるかと思います。
本記事では、各コーヒー チェーン店の独自ポイントなどもしっかりまとめておりますので、ぜひコーヒー店選びの参考にしてみて下さい!
いっつもどの店にするか迷うんだよな...
目次
コーヒーチェーン店の特徴
みなさんにはお気に入りのコーヒーショップはありますか?お気に入りとまではいかなくてもよく行くお店やつい入ってしまうようなお店はあるでしょうか?
コーヒーチェーン店を取り巻く環境は昨今大きく変わりつつあります。
2013年からはセブンイレブンやローソン、ファミリーマート等の大手コンビニエンスストアで、テイクアウトコーヒーの販売が始まり安い価格で手軽にコーヒーが飲めることで大ヒットしています。
また時を同じくしてハンバーガーショップ大手のマクドナルドでも、Sサイズ100円のプレミアムローストコーヒーが販売されるようになりました。
そして缶コーヒー市場へ新たにペットボトルコーヒーが登場しこちらも大人気です。
そんないつでもどこでも手軽にコーヒーが飲める時代になっても既存のコーヒーチェーン店の売り上げや新店舗展開は日々拡大を続けています。
そこで今回は各チェーン店の特徴やおススメ点をご紹介していきます!
スターバックスコーヒー
誰もが知っていて1度は行ったことのあるスターバックスコーヒーは1971年アメリカシアトル発祥。
日本には1996年に東京都中央区銀座に1号店をオープンし、現在は1434店舗を展開しています。
全店舗でWi-Fiの利用が可能でセルフサービス形式となっています。
客層は中高生や大学生、OLといった若い女性客が多く見られるのも特徴的です。
店内はリビングを思わせるような落ち着いた色彩のソファやテーブルが並び、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
ただ人気店ゆえにどこの店舗に行ってもいつも注文の行列ができており、席を確保するだけでも大変。
コーヒーショップでは珍しいドライブスルーを展開している店舗もあるので、テイクアウトして車や自宅でゆっくり味わうのもおすすめです。
アラビカ種のコーヒー豆を使用したドリップコーヒーはTallで330円。
コーヒーをはじめとするドリンク類のラインナップが充実しており、特にフラペチーノは季節ごとでイチゴやプリン、コーヒーゼリーといった様々な味が発売されデザート感覚で楽しめます。
インスタ映えするような人気商品は早々に完売することもあるので要注意!
また、注文時や商品の受け渡しを待っている間などに、店員さんがとっても気さくに声をかけてくれたります。
テイクアウト用のカップにイラストを描いてくれる方なんかもいたりして凄くほっこりさせてくれます。
また最近では、ハロウィンやクリスマス・お正月やバレンタインなど季節ごとに発売されるステンレスボトルやマグカップが発売と同時に完売してしまうほど人気。
ご当地でしか購入できないデザインもあるので旅行先の店舗でお土産用に購入するという人も多いのです。
その他にもコンビニエンスストアではチルドカップのコーヒーも販売しており、より気軽にスターバックスのコーヒーを楽しめます。
また百貨店では人気商品の詰め合わせギフトセットや、最近人気のドルチェグスト専用カップも販売しているのでいつでもどこでもスターバックスの味を味わうことができます。
圧倒的な知名度と店舗数ではありますが、他店と比べて全体的に価格が高いのとフード類が少ないのがちょっと気になるところです。
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ドトールコーヒー
国内コーヒーチェーン店2位のシェアを誇るドトールコーヒーは、1962年東京都港区にてコーヒー焙煎会社として設立され、1980年東京都渋谷区に1号店をオープン。
現在では国内1108店舗を展開しています。
ドトールコーヒーもほぼ全店舗でWi-Fiが利用可能で、セルフサービス形式になります。
客層は30代から50代の働き盛りのビジネスマンが多い傾向にあります。
設立当初にドトールコーヒーが、独自で製造した120kgと200kgの直火式焙煎機で直火焙煎した豆を使用した定番のブレンドコーヒーはMサイズで270円。
酸味や苦味が少なくあっさりとした口当たりでとても飲みやすいコーヒーです。
ドリンクの他にはミラノサンドやホットドッグをはじめとするパン系のメニューがとても充実しており、味は本格的で価格もリーズナブル。
コーヒーと一緒に注文する方が多くモーニングやランチに最適です。特にミラノサンドは1993年に登場して以来、現在まで不動の人気を誇っています。
今ではハム系の他に季節限定のサンドが登場し、さらに人気を博しています。
デザート類ではミルクレープが人気。
こちらは1996年に発売されてから薄い生地に甘すぎないクリームが絶妙にマッチしコーヒーにもとっても合うくちどけのケーキとなっています。
スターバックス同様コンビニエンスストアではチルドカップの他にドリップコーヒーやボトル缶、ギフトとして利用できるコーヒーの詰め合わせやお菓子まで幅広く販売しておりとても使い勝手のいい品ぞろえとなっています。
他のコーヒーチェーン店に比べて全体的に価格が低めの設定になっているのが強みといえます。
コメダ珈琲店
シロノワールで有名なコメダ珈琲店は1968年名古屋市で1号店を開店。
当初は喫茶店として開店しましたが1970年にフランチャイズ展開をするようになり、現在は国内835店舗を展開しています。
客層は家族連れや30代から50代の主婦層、シニア層が多い傾向にあり、フルサービス店となっています。
木と煉瓦を使用した温かみのあるどこか懐かしいログハウスのような造りの店内は、とっても落ち着く居心地のいい空間を演出しています。
そこでいただくブレンドコーヒー(420円)は、世界中から厳選した豆で丁寧に作った深みのあるオリジナルブレンド。
おまけで豆菓子もついてくるのが嬉しいですよね。
コーヒーに使用するカップはあえて厚めに設計されており、冷めないような工夫がされています。
私個人としてはコーヒーカップの絵柄がかわいくて見ていてすごく癒されます。
自由に読める新聞や雑誌も充実していて、子ども向けの絵本を置いてある店舗もあるのでお子さま連れでも安心して利用できます。
コメダ珈琲店といえば・・・サクサクのデニッシュパンの上に甘さ控えめのソフトクリームさらにシロップをかけていただくシロノワール!
必ず注文するという方も多いのではないでしょうか?
季節限定の味やミニサイズもあり、他も食べたいけどシロノワールは外せないなんて時にとってもおススメです。
もちろんシロノワールの他にもバーガーやサンドなども充実しており軽食ではなくしっかり食べたいという時にもとっても便利です。
また、コメダ珈琲店では定番のコーヒーと、焼き立てトーストのモーニングセットがとてもお得です。
焼き立てトーストに塗るペーストを
①ゆで卵
②手作りたまごペースト
③名古屋名物小倉あん
の3種類から選べるのも嬉しい点です。
出勤前やジョギングや散歩のあとの休憩、休日の朝などに利用する方がとても多いようです。
タリーズコーヒー
1992年にアメリカシアトルにて1号店を開店。
スターバックスとはシアトル系コーヒーショップとして開店以来ライバル関係にあります。
日本では1997年に東京都中央区銀座にて1号店を開店し、現在717店舗を展開しています。
日本での営業は伊藤園の子会社としてタリーズジャパンが営業しています。
全店舗でWi-Fiが利用可能で基本はセルフサービス店ですが、最近ではフルサービスを行う店舗も展開するようになりました。
店内は基本、木目調のインテリアが中心ですが、テラス席を設けている店舗が多く、天気のいい日はテラス席でのんびり過ごすこともできるのでとてもおススメです。
そんなタリーズコーヒーでは、毎日フェローの方が10種類の豆から厳選し本日のコーヒー(Tall 380円)として提供してくれるので、その都度飽きのこない味を楽しむことができます。
自分の好きな味に出会うことができるかもしれないのでワクワクしますね。
ドリンクの他にも季節限定の紅茶やサンドなどのパン系フード、パスタやサラダ、ドーナツからクッキーなどの焼き菓子まで幅広く揃っているのでちょっとおなかがすいた時などにとても便利です。
また、スターバックスとライバル関係とあってかコーヒーを抽出する道具や、タンブラー・マグカップ謎のグッズにも力を入れています。
中でもタリーズベアというクマのぬいぐるみは季節ごとに様々なコスチュームの商品が販売されているのでとても人気です。
コーヒーと一緒にちょっとしたプレゼントとしても喜ばれそうですよね。
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プロント(PRONTO)
1988年に東京都中央区銀座に1号店を開店し現在336店舗を展開するプロント。
コーヒーショップではありますが、昼はカフェでセルフサービス・夜はバーでフルサービス店として営業しています。
ニューヨークにあるバーを思わせるような店内はカジュアルかつシックで大人な空間になっています。
運営会社が世界初の缶コーヒーを作ったUCC上島珈琲と日本の酒類業界をリードしてきたサントリーなだけあって、昼と夜それぞれのノウハウを利用しモーニングやランチ、休憩や仕事後の飲み会など様々な場面で臨機応変にかつ安心して利用できるのが特徴です。
ホットコーヒーはMサイズで290円。
創業当時の味を守りつつ現代風にアレンジし苦味を減らし飲みやすい仕上がりになっています。
ドリンク類もコーヒーの他に今人気のタピオカや季節限定のいちごミルクなど幅広くラインナップされています。
モーニングにはトーストやマフィンなどのパン系セットメニューが用意されておりしかもすべてワンコインで収まるのでとっても魅力的です。
カフェフードではランチにピッタリなパスタやケーキなどが用意されており、バーフードではお酒はもちろん、おつまみには最適なから揚げやソーセージなどなど種類も豊富に取り揃えられています。
他のコーヒーチェーン店と比べて全体的に価格もとってもリーズナブルなのでオールマイティーに利用することができます。
夜にはアルコールを提供するところは他のコーヒーチェーン店とは違うところですよね。
珈琲館
出典:珈琲館
1972年に東京都中央区に1号店を開店し、現在246店舗を展開中の珈琲館。珈琲館という会社名だけあって豆にこだわりを感じさせます。
世界中から選りすぐりの豆を厳選し、国産最高級備長炭で焙煎した香り高いオリジナルコーヒーは420円から。
たくさん種類があって迷ってしまいます。
かつカフェインレスのメニューも用意されているのでカフェインを気にする方やコーヒー大好きな妊婦さんなどにもとても嬉しいですよね。
またソフトドリンクのメニューにある喫茶店のメロンクリームソーダはとてもおススメです。
鮮やかな緑のメロンソーダにバニラアイスクリーム、昔懐かしい感じのするさくらんぼが乗ってまるで絵にかいたようなかわいらしいメロンクリームソーダです。
バニラアイスがメロンソーダに溶け出してくるのがたまらなく美味しいんですよね。
そして珈琲館といえばオリジナルホットケーキです。
今流行りのふっくらふわふわのとろけるようなホットケーキではなく、厚めの生地で表面はサクッ、中はふわふわのどこか懐かしい感じのするホットケーキです。
バニラアイスや北海道朱鞠小豆がのせられたセットなどがありますが、ホットケーキの枚数が1枚から選べて、ちょっと小腹がすいた時やちゃんと食べたい時など自由に選べてとても嬉しいメニューです。
またセットにつくコーヒーとの相性も抜群です。
ホットケーキの他にもサンドイッチやカレーライス、パスタなどの食事もあり、モンブランやパフェなどのデザートもラインナップされています。
コーヒーチェーンというより純喫茶とも思えるメニューで落ち着いたひとときを過ごせること間違いなしです。
星乃珈琲
2011年埼玉県蕨市に1号店を開店した星乃珈琲店。
比較的新しめではありますが、現在は234店舗を展開中。
星乃珈琲店は日本レストランシステムズの傘下に入っており、ドトールコーヒーとは姉妹関係にあります。
ドトールコーヒーが比較的安価なメニューを揃えているのに対して、星乃珈琲店は質を重視した少しお高めな価格設定となっています。
最近では少し値段が高くても質のいい美味しいコーヒーを味わいたいという利用客が多く人気を伸ばしています。
全体的に白と限りなく黒に近いダークブラウンで統一された店内はレトロでとても落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
ライトなどの小物使いもとてもおしゃれで忙しい毎日を忘れさせてくれるような空間となっています。
そんな星乃珈琲店でのブレンドは星乃ブレンド・彦星ブレンド・織姫ブレンドの3種類があり、それぞれブラジル・コロンビア・グァテマラ・キューバ・メキシコ・エチオピア等世界中からり厳選した豆をバランスよくブレンドし、直火焙煎により丁寧に仕上げたプレミアムなコーヒーです。
ドリンク類の他には、スフレドリアが有名で、ふわっふわなスフレの中にアツアツドリアが入っていて、あまり感じたことのない食感が癖になるおいしさです。
ただ注文してから出てくるまで少し時間がかかるのでそこだけご注意を。
その他には、スフレパンケーキも人気です。
そのネーミングの通り、こちらもふわふわだけどしっとりとした食感で、甘さは控えめですが一緒についてくるシロップで調整できるのでご安心ください。
【2022年版】コーヒーチェーン店各社の特徴とおすすめ点を比較しながらご紹介|まとめ
コーヒーチェーン店各社の特徴とおすすめ点を比較しながらご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
現在国内には数えきれないほどのコーヒーチェーン店が立ち並ぶようになりました。
その中でもスターバックスとドトールコーヒーは高いシェアを誇っており、次いでコメダ珈琲店、タリーズコーヒー、PRONTO(プロント)、珈琲館、星乃珈琲店と続きます。
人気のコーヒーチェーン店はみんなそれぞれに特徴や魅力があり、出店して土地によっても様々な特色を持っています。
スターバックス・ドトールコーヒー・タリーズコーヒー・PRONTO(プロント)とコメダ珈琲店・珈琲館・星乃珈琲店は大きな括りとしては同じコーヒーチェーン店かもしれませんが、コンセプトや客層など様々な点でまるでタイプが違います。
前者の4店舗はおしゃれでスタイリッシュな印象を受けるのに対し、後者の4店舗はレトロで温かみがありとても居心地がいいという印象が受けます。
それはお店を利用する私たちが求めているものの違いなのかもしれません。
自分はコーヒーショップに何を求めるのだろうかそんなことを考えて自分だけのお気に入りのお店を見つけてみてはいかがでしょうか??
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補足:そもそもコーヒーとは?
コーヒーは、世界中で広く愛されている飲み物であり、その豊かな香りと味わいから多くの人々に楽しみやエネルギーを提供しています。コーヒーは、コーヒーノキと呼ばれる植物の種子であるコーヒービーンズから作られます。このコーヒーノキは、主に熱帯地域で栽培され、豆が成熟すると収穫されます。
コーヒーの製造過程は、複雑で繊細なプロセスであり、多くの手順を経て完成されます。まず、収穫された豆は、果肉や外皮を取り除くために洗浄されるか、自然乾燥させられます。その後、乾燥した豆は焙煎され、独特の風味や香りが引き出されます。焙煎の度合いによって、コーヒーの風味や味わいが異なるため、様々な焙煎度合いが存在します。
コーヒーは、さまざまな種類や淹れ方があります。一般的なコーヒーの淹れ方としては、フレンチプレス、ドリップ、エスプレッソなどがあります。また、コーヒーには数多くのバリエーションがあり、ミルクや砂糖を加えることで好みの味に調整することもできます。また、コーヒーはカフェインを含んでおり、この成分によって目覚めや集中力の向上などの効果が得られるとされています。
コーヒーは、一杯の飲み物としてだけでなく、社交の場やリラックスタイムの一部としても広く利用されています。さまざまなコーヒーショップやカフェが存在し、個々の好みやニーズに合わせたコーヒーを提供しています。さらに、コーヒーは文化や伝統とも結びついており、特定の地域や国に固有のコーヒー文化が存在します。
総じて言えば、コーヒーは多くの人々にとって、朝の目覚めやリラックス、社交の場などで欠かせない存在となっています。その深い味わいと多様性から、世界中で愛され続けている飲み物です。