猫を飼っている方でも猫カフェとかで猫をよく見る方でも、しっぽを振ったり鳴いたりする猫の仕草ってどういう意味なの?と思うことはありますよね。
特に猫を飼っている方にとっては、今後の生活の中で、
「より猫と仲良くなれるか」であったり、
「しつけをちゃんと守るか」と言ったことにも繋がると思うので、
仕草の意味を知ることは重要だと思います。
そこで本記事では、猫の仕草ってそれぞれどういう意味を持っているの?といったところを解説したいと思います!
猫も良いけど犬を飼いたい!という方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。
目次
「喜び」の意味を持つ猫の仕草
しっぽをピンと立てる
猫と遊んでいるとしっぽの動きが何か重要な意味を持っているのではないか?と思うことがありますよね。
しっぽの動きは非常に重要な意味を持っており、しっぽをピンと立てている時は「喜んでいる」状況であると言われております。
ピンと立てていないくても、それに近いくらい立てている場合は、親近感を寄せている行動となりますので、しっぽを上に立てている時はポジティブな感情を持っていると判断して良いかと思います!
ちなみに、人が猫をなでる時は、猫にとっては母猫になめられているのを思い出すらしく気持ち良いとのこと。
なので、猫を撫でてあげたりすると、しっぽを立てやすいですね!
「怒り」の意味を持つ猫の仕草
鋭く「ニャー」とか「ギャー」とか鳴いた時は注意しましょう。
怒ってます。
これは完全に威嚇のための鳴き声であり、警戒感を示されております。
この状態でむやみに触ろうとしたりすると、反撃の噛みつきや猫パンチを喰らう可能性がありますので、接触は避けて様子を見ましょう。
「悲しみ」の意味を持つ猫の仕草
小さめな鳴き声を発する
非常に小さな音量で「ニャーン...」と鳴いた時、猫は悲しさを感じております。
なので、優しく撫でてあげたりするのが良いかと思います。
しょんぼりと下を向いてしまう
背中を丸めてしょんぼりと下を向いた時も悲しい感情になっていると言います。
叱ったあとにこのような行動を取ることが多いので、反省している姿勢でもあるので優しく許してあげましょう。
「退行」の意味を持つ猫の仕草
膝の上で暖を取る・前足で布などを揉む
猫と遊んだりしているときに、猫が人のヒザの上で暖を取る仕草や前足で布などを揉む仕草は一種の『退行』を意味します。
退行というのは、自我を一時的ないしは長期的に発達段階初期に戻してしまうことであり、例えばヒトで言うと大人が赤ちゃんみたいになってしまったことを表します。
どうやら大きい存在のヒトの膝に温かみがあって、母猫と一緒にいるときの感覚になっているんだとか。
のどを鳴らす
前足で揉む仕草は母猫の乳を吸うときにする仕草でもあり、さらにはのどを鳴らす仕草も退行らしいです。
もともと、のどを鳴らすという行為は母ネコだけに音が聞こえるようにしているコミュニケーションだそうです。
もし、大きな鳴き声だったら、野生では他の動物たちに狙われてしまいますよね。
猫に関する余談・知っておくと良いこと
ここまで、猫の仕草に関する感情表現を解説しましたが、最後に猫に関して知っておくと良い話をしたいと思います。
猫の鳴き声の使い分け
猫は人間がお喋りだと知っているらしく、人間に呼びかけるために鳴き声を使い分けているんだとか。
なので、野良猫は人間が餌を与えに来てもあまり鳴き声をあげないのです。
リセマラが気になる方はこちらも!
猫は甘味を感じない!?
実は猫は甘味をほとんど感じることができません。
というのも、猫の味覚は人間の1/20程度しかないので、甘味だけではなく辛味や旨味を感じることができません。
なので、甘いものをあげたら喜ぶかな?ということはありませんので注意しましょう。
猫の首後ろの皮膚が伸びる?
ネコの首の後ろの皮膚ってすごく伸びるのはご存知ですか?
引っ張って伸ばすのは痛いのでは?と思ってしまいますが、実は痛くないらしいのです。
なぜなら、母猫が子猫を運ぶ時に首の後ろを咥えるからです。
なので、首の後ろの皮膚を引っ張るのは猫にとってはむしろ安心感が蘇るのでしょう。
時には首の後ろの皮膚を引っ張ってあげたりすると良いかもしれません!
まとめ
猫に関しての仕草や雑学をまとめましたがいかがでしょうか?
実際に猫を飼われている方にとっても、もしかすると知らなかったこともあるかもしれません。
猫に関する知識を知っておくと、愛猫とより関係を深められますし、愛猫のストレスを低減させることができれば、より長く一緒にいることにも繋がります。
出来る限り飼い主の方も猫に対する知識を身に付けておきましょう!
ちなみに、猫を飼う上でのおすすめのアイテムもこちらの記事でまとめておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
猫ちゃんが喜んでくれるのなら私頑張るわ...!
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