「ジブリ映画」はもはや国民的な映画と言っても過言ではありませんが、実はまだ観たこと無いという人もいるのではないでしょうか?
もしくは全部を観たことは無いけど、面白いジブリ映画があれば観てみたい...
という方もいらっしゃるかと思います。
そこで本記事では、オススメの面白いジブリ映画ランキングをご紹介したいと思います。
ぜひ、これを参考に新しいジブリ映画を発掘してみてくださいね!
ジブリってほんとに愛されてる作品だよなぁ
オススメの面白いジブリ映画ランキング
第7位:猫の恩返し
主人公は高校生の女の子、吉岡ハルです。
ハルはある日、登校途中でトラックにひかれそうになった猫を助けます。
すると猫はその場で立ち上がり、猫の国の王子だと名乗ります。
信じられないまま家に帰ると、夜に猫の行列が訪れてきて、お礼の目録を渡されます。
次の日から、家の庭にねこじゃらしが大量に生えていたり学校の靴箱の中にネズミが入っていたりと猫の国からのお礼らしき変わったものが届きます。
ついには王の使いにより、助けた王子の結婚相手にすると告げられてしまいます。
困って途方に暮れていたハルの耳にどこからともなく、猫の事務所を探すようにとの声が聞こえます。
藁にもすがる思いでそこに案内してくれるという白くて大きな猫を探して声をかけます。
彼はぶっきらぼうにではありますが猫の事務所に案内してくれ、そこで事務所の主人である、猫の男爵のバロンに出会うのです。
この作品で主人公のハルを助けてくれるのは猫の男爵のバロン(本名はフンベルト・フォン・ジッキンゲン)や、野良猫のムタでとても頼もしい存在となっています。
特にバロンは敵と戦っても強く、行動も紳士的でとてもかっこいい存在です。
「猫の恩返し」は設定として、ジブリ映画の「耳をすませば」のヒロイン・雫が書いた物語の映画化したものということになっていますので、興味がある方はあわせて観るとより楽しんで観ることができます。
第6位:紅の豚
主人公は見た目が豚のポルコ・ロッソという男で、飛行機に乗って賞金稼ぎをしています。
物語は、飛行機乗りの男のカーチスとの対戦や、設計士の少女のフィオと綿密に飛行機を修理するシーン等が描かれています。
映画作成のキャッチコピーは「かっこいいとは、こういうことさ」であり、ポルコは見た目は豚ですが飛行機乗りの技術は高く、話す言葉も渋くとてもかっこいいキャラクターです。
ジブリ作品の中ではどちらかというと大人向けな内容の作品ではありますが、コミカルなシーンもたくさんあり、特に終盤の飛行機に乗って戦うシーンはどのキャラクターの動きにも特徴があってとても楽しく観ることができます。
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第5位:ハウルの動く城
主人公は魔法使いのハウル、ヒロインは帽子屋で働く女性のソフィーです。
二人の出会いはソフィーが兵隊に絡まれている時にハウルが助けてくれたことです。
しかしそれがきっかけでハウルを狙う荒れ地の魔女に呪いをかけられ、ソフィーは90歳のおばあさんになってしまいます。
帽子屋にいられなくなったソフィーは街を出て、ひょんなことからハウルの城に出会い、行く当てのなかったソフィーはそこで一晩泊めてもらうことにします。
ハウルとは翌朝再開するのですが、90歳の姿だからなのか、ソフィーだと気づきません。
ソフィーは城の中の掃除婦の仕事をすることを決め、ハウルの弟子のマルクル、火の悪魔のカルシファーと共に生活を始めるのです。
この作品はストーリーはもちろん、城の中や魔法道具、さらに魔法が発動する様子は、とても美しく魅力的なので、その点もおすすめです。
また、主人公のハウルは俳優の木村拓哉さんが演じています。
ハウルは見た目はとてもイケメンですが内面は優しくて一途だけれど弱虫な面もあります。
木村拓哉さんはどちらかというと強いイメージがあるので、そのギャップを楽しむこともできるのではないのでしょうか。
第4位:耳をすませば
主人公は中学3年生の女の子、月島雫です。
雫は本を読むのが好きで、頻繁に図書館に通っています。
ある時、本を借りる際に使用する図書カードにいつも「天沢聖司」という名前があることに気づき、雫はどんな人か気になりぼんやりと想像を膨らませます。
その夏休みに親友の夕子と待ち合わせして学校で会います。
夕子に頼まれていたカントリーロードという洋楽曲の和訳を見せたり、夕子の恋愛相談を聞いたりするのですが、帰り道で図書の本をベンチに置き忘れたことに気づきます。
急いで取りに戻るのですが、そこには忘れていった本をなぜか読んでいる見慣れない男子がいます。
声をかけると、その本に挟んでいたカントリーロードを斬新に訳した「コンクリートロード」をなぜか勝手に読んでおり、さらにやめた方がいいと言ってきて、雫は怒りながら帰るのです。
しかしそこで出会った意地悪な男子が、図書カードに書かれていたあの「天沢聖司」だったのです。
二人は街の中で度々出会い、その度に聖司は嫌味なことばかり言ってくるのですが、徐々に優しい言葉やふるまいをしてくれるようになり、雫はそんな聖司に惹かれていくようになるのです。
この作品のメインのストーリーは聖司との恋愛が描かれているということもあり、聖司の登場シーンは非常にかっこいいです。
また、夢に向かって行動する聖司に心を動かされ、雫は物語を書き始めるのですが、人と違うことをやることの難しさや、さらにそれを最後まで行うことの難しさや辛さも描いており、とても感動します。
甘酸っぱい恋愛と、がむしゃらな挑戦が詰まっている、ジブリ屈指の青春作品といえるでしょう。
ちなみに、主人公の天沢聖司は俳優の高橋一生さんが演じています。
声変わり前に演じているとのことで今の声からは想像もつかないような少年らしい声ですので、その点にも注目してみるとより楽しんで観ることができると思います。
ちなみに、日本語と英語を切り替えられるBlu-Ray版の「耳をすませば」もあります!
海外の方はもちろん、英語の勉強をしたい方にもオススメね!
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第3位:もののけ姫
主人公は青年のアシタカ、ヒロインは山犬の神に育てられた娘のサンです。
アシタカは祟りをふりまく獣神の「たたり神」に村を襲われ、退治する際に右腕に死の呪いを受けてしまいます。
呪いを解くために旅に出たアシタカはやがて、森を切り開いて鉄を作っている「タタラ場」にたどり着き、そこを治める女性のエボシを狙う少女、サンと出会うのです。
この作品では死の呪いに立ち向かうアシタカから、「生きる」ことを感じることができます。
また、作品に秘められたメッセージとして「自然と人間の共存の是非」も描かれています。
現実の社会では、人間は自然から肉や魚を獲ったり、木を切ったりしており、その代償として動物の絶滅や地球温暖化といった環境問題が起こっており、自然も人間も豊かに生きられる、つまり自然と人間の共存は可能なのかという問題があります。
「もののけ姫」の中では、サンが守るシシ神の森とエボシが守るタタラ場、すなわち自然と人間はそれぞれが生き残るために激しく戦っており、見ている側に自然と人間は共存できるのかという問いを投げかけてくるのです。
ちなみに、この戦いのどちらが正しくてどちらが間違っているかは最終的にも描かれませんでした。
ある意味それが「もののけ姫」における答えなのかもしれません。
第2位:天空の城ラピュタ
主人公は少年パズー、ヒロインは黒髪のおさげの少女・シータです。
鉱山で働く少年パズーは親方からのおつかいの帰り道で、不思議な光が空から降りてくるのを見つけます。
パズーがそこに向かうと、光を放ったペンダントを身に着けた少女、シータがゆっくりと空から降りてきます。
パズーは彼女を助けるのですが、謎の男ムスカや海賊のドーラ一家が次々に彼女を狙ってきて、守るために一緒に逃げることになります。
逃げた先で二人は、その石が飛行石という希少な石で、天空にある「ラピュタ」という伝説の空に浮かぶ城の存在を証明できるほどすごいものだということを知るのです。
「天空の城ラピュタ」は冒険活劇となっているので、どのシーンでもとてもわくわくして観ることができる、非常に面白い作品となっています。
ヒロインのシータは飛行石を狙われ、何度も悪役に襲われたり、さらわれたりしますが、パズーはその度にシータを助けだします。
助け出す際も決して諦めることはせず、鉱山の親方や海賊のドーラ等、頼もしい登場人物に助けてもらったり、出せる力を振り絞って敵に立ち向かっており、その姿がとてもかっこいいところも見どころです。
第1位:千と千尋の神隠し
主人公は小学4年生の女の子・千尋です。
千尋は引っ越しのために父親の運転する車に母親と共に乗っており、近道になると思って通ったトンネルの向こう側に行くと、そこは人間は通常行くことのできない神様が通う街だったのです。
父親と母親は神様に出す料理を食べてしまい、豚に変えられてしまいます。
千尋は慌てて帰ろうとしますが道が水で閉ざされてしまいます
現実を受け入れることのできなかった千尋は危うく世界から消えてしまいそうになってしまいますが、謎の少年・ハクが助けてくれます。
働かなければ動物に変えられてしまうとハクに教えてもらい、神様の銭湯である「湯屋」を取り仕切る湯婆婆に嘆願して、「千」と名前を変えてそこで働くことになるのです。
「千と千尋の神隠し」は日本歴代興行収入で「アナと雪の女王」や「君の名は。」を抜いた、第1位の作品となっており、ストーリーはもちろん、絵や音楽、キャラクターや装飾品まですべてが素晴らしくわくわくして面白いです。
さらに、この作品では働くことで成長していく千尋の成長や、そこから働くこと、そして生きることを考えさせられる作品となっています。
また、千尋を一番初めに助けてくれた少年のハクは、千尋の前ではとても優しいのですが、湯屋の中ではとても厳しい態度を取る不思議な面があります。
しかし彼は最後まで千尋を助けてくれる優しく頼もしい存在で、千尋の前に登場するシーンではどきどきしながらもとても安心してみることができます。
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【最新版】オススメの面白いジブリ映画ランキング7選!|まとめ
オススメの面白いジブリ映画ランキング7選をご紹介しました。
ジブリ映画は「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」までのことをいいます。
(風の谷のナウシカはトップクラフトが制作)
テレビでも何度も放送されており、ジブリ作品のどれか一つは見たことあるという方は多いのではないでしょうか。
また、数々の作品で久石譲さんが主題歌や挿入歌を担当しており、ピアノ曲等様々な楽器向けに編曲されている人気の音楽となっています。
映画の中でその主題歌や挿入歌がそれぞれのシーンとぴったり合ったタイミングで流れることで、さらに作品を盛り上げることができるのです。
また、キャラクターが非常に個性的で生き生きとしており、特に主人公やヒロインがとても魅力的に描かれています。
例えば、「天空の城ラピュタ」のパズーは元気いっぱいで親方思い、ヒロインのシータを悪役から守る勇敢さを持ち合わせているキャラクターで、ヒロインのシータは黒髪のおさげがかわいく、おしとやかで料理が上手いという女性的な面もありますが、悪役のムスカをワインボトルで殴ったりする大胆な面も持ち合わせている、非常に多面性のあるキャラクターとなっています。
女性側としては主人公や他のキャラクターが性格や顔がイケメンに描かれていることも多いので、その点も非常に楽しむことができます。
さらに、メインのストーリーや台詞には描かれていないメッセージ性も見どころの一つです。
例えば、「もののけ姫」では、メインのストーリーはアシタカがたたり神から受けた呪いを解くための旅や、旅の中でのサンやエボシとの出会いが描かれていますが、メッセージ性の一つとして、「自然と人間の共存の是非」も描かれています。
このように、生き生きとしたキャラクター像、見応えのあるストーリー、内に秘められたメッセージ性と、ジブリ映画は子どもはもちろん、大人も楽しめるアニメ映画となっています。
ですが、ジブリ映画は20以上の作品があるので、普段ジブリ作品を観ない方、ジブリは観るけど決まった作品だけという方は、どの作品を観るか迷われる方も多いのではないでしょうか。
ぜひ、本記事を参考に観たいジブリをチョイスしてご覧になってみてください!
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