投資に興味を持ったりすると1度は必ず聞くことになるFXという単語。
ただ、株式投資と異なり英語表記なのも相まって最初はピンと来ない方も多いかと思います。
そこで本記事では、FXとは?というところを解説した上で、チャートや税金、自動売買といった一緒に聞きがちな単語に関しても初心者にもわかりやすく説明していきたいと思います。
実際にFXをやるかどうかは別として、まずはどんなものなのか?ということを把握して頂ければと思います!
目次
FXとは?
FXとは「Foreign Exchange」の略で、外国為替証拠金取引と呼ばれます。
ドル・ユーロ・トルコリラ等々外国通貨を売買して差益を狙う取引です。
FXの身近な例
身近なところで説明すると、例えば皆さんは海外旅行に行ったことはありますか?
海外旅行に行く際に、向こうで何か商品を買ったりサービスを受ける為に日本円を現地の通貨に換えるかと思います。
例えば現地がアメリカであれば、円をドルに換えます。
円とドルのレートは定められており、それに従って通貨変更を行います。
ですが、このレートは常に変化しております。電光掲示板で秒単位で数字が動いているあれです。
FXと聞くと、投資・投機的なイメージが強く自分とは無縁だと思う人も多いかとは思いますが、例えば今日アメリカに行く為に円をドルに換えて、アメリカから帰ってくる1週間後にドルを円に戻した場合もそれに近い現象が起こっております。
ドル円105円(アメリカ旅立ち前)だったレートが110円(帰省時)になっていたら差し引き5円分の利益が発生します。
FXの場合は、単純にその差益を目的に考えて交換・売買をしていくというだけです。
本質的な部分では海外旅行で通貨を変えて戻すのと、FXで通貨を購入して値動き後に売るのと変わらないんだね!
FXは破産話が多く何だか怖いと思う方もいるかもしれませんが、それは本人が過度なレバレッジを掛けハイリスクなトレードをしているからであり、本質的な部分は海外旅行で通貨を換えて戻すという日常的に起こる普遍的な出来事であるわけです。
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円高・円安とは?
ニュースを見たりしていると円高・円安といったワードが飛び交っていると思いますが、これはどういう意味でしょうか?
円高というのは円が高い、ということで単純に円の価値が上がったことを表します。
円安は逆に円の価値が下がったことを表します。
一体何と比較して円の価値の上下を判断するの?とふと疑問に思いますよね。
それは「アメリカドル」との比較になります。
なので、円高が起きているということは、円の価値が上がりドルの価値が下がったことになります。
仮に海外旅行でドルに換えるとしたらこのタイミングが適しています。
国の積極的な市場関与を除けば、基本的に通貨の価値が国の価値に比例します。
その国が経済的に豊かであったり貴重な資源を保有したりと総合的に他国と比較して価値が高ければその国の通貨の価値は上がります。
この辺りは最終的には業績に株価が比例すると言われる株式に近い部分があります。
FXの特徴
大統領の発言や雇用統計といったイベントで短期的にかなり大きく値動きするので、こういったところは要注意かと思います。
24時間取引ができるのも大きな特徴ですね。株みたいに翌日持ち越しGU狙いといった戦略は存在しません。
あとは出来高が非常に多いので、個人投資家レベルの資本金であればいくら買い増したとしても円高・円安になる影響はありません。(個人で何兆何十兆持ってるとかになれば話は別ですが...)
FXのチャートって?
チャート図は何となくテレビとかでも見たことある人も多いのではないでしょうか?
上記のような図ですね。
チャートというのは、決められた期間の中での値動きを表示する図となります。
期間は自由に決められますが、一般的には
- 1分
- 5分
- 10分
- 15分
- 30分
- 1時間
- 4時間
- 日
- 週
- 月
といった期間で使われることが多いです。
チャートを見ながら、「レンジをブレイクした」「直近高値を上回った」「移動平均線との乖離率が25%に達した」などの理由で売買をしたりするわけです。
手法に関しては人それぞれであり、多くの手法で成功談が存在します。
一方で同じ手法でも失敗談も多く存在し、実際に稼ぎ続けるとなると手法の確立とそれを徹底すること、メンタルの強化などあらゆる要素を鍛えなければならないのですが、稼ぐために必要なことに関してはまた別記事で書きたいと思います!
わわわ...難しそう...