パリピ孔明ネタバレ感想！あらすじ・面白いところ解説

「パリピ孔明」

という漫画をご存知でしょうか？

本来諸葛亮孔明は、魏の司馬懿との激戦の場でもある五丈原の戦いで病死してしまったと史実には書かれていますが、その諸葛亮孔明がまさかの若き日の姿でハロウィン真っ只中の現代日本・東京都渋谷に転移し、そこで軍師として活躍するというあまりにも斜め上の展開で描かれる作品です。

テレビアニメ化もしている大人気作品ですが、本記事ではその「パリピ孔明」の面白い点・見どころをご紹介します。

ネタバレに関しても記載しておりますが、ネタバレを観たくない...という方はそこの箇所を飛ばして読んでいただけたらと思います！

「パリピ孔明」のあらすじ/ストーリー

西暦234年・・・五丈原にて、その命を終えようとしていた蜀の軍師・諸葛亮孔明は、己の命の灯が消える事を悟り、天寿を終える末期を迎え様としていました。

死の間際に、戦に満ちた人生だったと嘆き、かつての天下泰平を夢見て生き、そして夢半ばに終えようとする自分の死に悔いを遺しながら、彼はその命を終えました・・・

もし次の生があれば、次は天下泰平の時代に産まれ変わり、その時代を生きたいと願い、己の人生を終えた孔明・・・

そして次に彼が目覚めたのは、令和を迎えた日本の渋谷だったのです。

ハロウィンに沸き立つ渋谷の街を煉獄と勘違いし、街でにぎわう人々に誘われ、辿り着いたのは一件のクラブでした。

そこで出会った、一人の歌姫である月見英子・・・彼女との出逢いが、彼の新たなる時代の使命を与えていきます。

はたして孔明はこの時代に何を残すのでしょうか？

「パリピ孔明」の面白いところ・見どころ

孔明が現代に蘇り、アイドルをプロデュース！？

本作の見どころは、何と言っても孔明が現代に蘇って、歌姫を夢見る少女・月見英子をプロデュースしていく内容が本作の最大の見どころでもあります。

歴史史上最高の軍師として名高い諸葛亮孔明・・・そんな彼が一体現代で何を成していくのかと、戦国時代とは違う、ましてアイドルをプロデュースする芸能界にて、どうやって英子を有名にしていくのかと、そんな孔明の策略と知略が栄えていく芸能活動が注目となります。

英子を有名にする為にと、ライバルとなるアーティストと対決し、必要な仲間となる人材を、英子の陣営に引き込み、着実に力を付けていく孔明の隙の無い戦略。

しかしただ戦略を練るだけではなく、英子の成長やまた、彼女自身が、どんな風に受け止めて、心の中で成長していくのかと、そんな彼女を歌姫へと導く孔明の優しさも見どころとなります。

ただ冷徹に相手を倒すのではなく、英子をどう成長させていき、また英子にどう学ばせていくのかと、教師としての側面や、また親としての導きや、師としての悟りなどを交えながらに、彼女を歌姫へと導いていく内容が、本作の一番の見どころでもあります。

孔明の策略が唸る、現代社会の無双も見どころ。

現代社会に転生し、孔明に現代を生きる事が出来るのかと、最初は心配するも、そこは流石は孔明と言わんばかりに、彼の現代社会にすっかりと染まり慣れてしまいます。

まずスマホの操作を覚え、SNSにTwitterなどを常にチェックし、また流行りなどを調べ、好きなくに現代の日本社会の事情に詳しくなっていく孔明と、彼の適応力が凄まじく光ります。

またラッパーを仲間にする為にと、ラップ対決をする孔明と、音楽プロデュースをする半面で覚えていく、音楽知識なども豊富と、まさに完全無欠な孔明。

彼に隙はありません。

そして英子の実家の問題である親子問題を解決する為にと、商店街のお祭りに参加する孔明の戦略と策略が唸り、強敵となる相手を倒していくなど、ネット社会を熟知した戦略や、かつての戦で使用した戦略を巧みに使い分ける孔明の隙の無さと、まさに無敵です。

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ただ倒すのではなく、相手にも成長を促していく孔明・・・

この作品の孔明は、言うなれば教師としての一面もあり、倒すべき相手となる相手と戦うも、もし戦いが終われば、何の遺恨も残さず、相手の新たなる成長を促す姿が見どころともなります。

ただ戦い、完封なきまでに叩きの潰すのではなく、相手が新たなる成長を遂げ、心機一転し、歩めるように導く姿が、現代に生きる孔明のもう一つの姿を現しています。

勝つ事が全てではなく、戦無き時代だからこそに、新しい道を記し、共に歩める結果を見言い出そうとする孔明の想いは、戦乱の時代ではない、泰平の時代だからこそにと、誰よりも現代を愛しているからこそと見える側面でもあります。

英子を罠に嵌めようとしたアーティストの陰を見抜き、その陰を指摘しながらに、改めさせて、今後の大きな成長を見いだす手助けをする孔明と、彼は戦いの中に憎しみを抱いてはいないのです。

英子を世界一の歌姫にすると誓い、この時代にあった生き方で、彼女を見言い出そうとさせる姿と、天下泰平の時代だからこそに、孔明が求める姿なのかもしれません。

孔明が英子の師となる姿も注目。

孔明は英子の軍師と活躍する側面を見せますが、本編においての孔明は、彼女のプロデュースをする中で、常に気遣っている部分があります。

それは簡単に答えを教えない事と、自分の戦略や策略に計略を伝えないところに、彼の思惑があります。

簡単に答えを示さずに、英子の成長を促す孔明の姿は、父親としての感情や、また教師としての信頼など、英子が学び、そして知る事を促している姿が見どころになります。

英子にこれを知ろうと言うのではなく、これを学べと言うのではなく、彼女が自分で学び、知り尽くしていく機会を与えている部分に、孔明の優しさと厳しさがあるのです。

英雄を多く導き、戦いに勝利を得てきた孔明。

それは全て見抜く聡明さを持つも、それを簡単に伝えずに、相手を、仕えるべき人が成長してければと、願う彼の想いがあるのです。　

英子が世界一の歌姫になるには、彼女が自分で学び、そして成長していかなければいけないと、彼女の成長を誰よりも願っているのです。

ネタバレ込みの感想や考察

今後の本作の流れを見て行けば、孔明と同じように現代へ転生した人物が現れる可能性があります・・・

かつて時代を巡り、命を賭けて戦った相手と、再び現代で相まみえるのかと、軍師同士の対決や、またかつての武将が孔明の前に立ちはだかるのではと、思わぬ形での演出が考えられます。

また海外へとついに進出する事になる孔明と英子・・・その地で新しく登場する人物は、かつて英子に歌の魅力を教えてくれた人物かもしれません。

そんな相手と戦う事になる英子は、歌姫としての最後の難関を迎える事になるかもしれません。

そんな時に孔明はどんな方法で彼女を導いていくのかと、彼女の夢の結末をどう迎えさせていくのか、そんなところも注目な見どころでもあります。

パリピ孔明ネタバレ感想！あらすじ・面白いところ｜まとめ

孔明によるアイドルをプロデュースと、少し風変わりな現代転生な本作・・・孔明が蘇った世界は、どうなってしまうのかと、彼が戦ではなく、音楽業界こと芸能界でどんな手腕を見せていくのかと、そんな孔明の活躍が見どころとなっていく作品です。

孔明だからこそにと、彼の活躍がどんなものになるのかと、気になる展開に踏まえて、彼がどんな方法で英子を導いていくのかと、孔明の新しい在り方が描かれている部分に、この作品の面白さがあります。

軍師と戦うイメージが強いところがあり、戦乱の中で生きる孔明の姿を想像してしまいますが、本作で描かれる孔明は、平和の時代に生き、英子と共に、現代で偉業を成そうと行動していく、時代に挑む姿があります。

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色んなイベントが開催されるくらい大人気なのよね！