※2026年9月25日時点の情報です。価格はセール等で変動します。本記事には広告が含まれます。
✓ まず「遊びたいゲーム」と「モニターの解像度」を決め、GPUから逆算する
✓ フルHDならRTX 5060/RX 9060 XT級、WQHDならRTX 5070/RX 9070級、4KならRTX 5070 Ti以上が目安
✓ メモリは16GBが最低ライン、長く使うなら32GB。SSDは1TB以上
✓ 2026年はメモリ・SSD・グラボが高騰中。初心者は相場が読みやすいBTO(受注生産)が無難
「Steamのゲームを快適に遊びたいけど、どのくらいのPCを買えばいいの?」「予算はいくら見ておけば安心?」と迷っているあなたへ。
2026年はAI向けデータセンター需要の影響でメモリやSSD、グラフィックボードの価格が大きく上がり、1年前の感覚で予算を組むと足りないこともあります。
この記事では、解像度別の必要スペック、予算別の目安、デスクトップ・ノート・携帯機の比較、新品/BTO/中古の注意点、そろえたい周辺機器までまとめました。


読み飛ばしガイド
Steamを快適に遊ぶための必要スペックの目安
結論として、「どの解像度で・どのくらいのfpsで遊びたいか」でGPUのランクが決まり、ほかのパーツはそれに合わせるのが基本です。
理由は、ゲームの重さの大半をGPUが担うからです。実際、Steamストアの推奨環境を見ると、『モンスターハンターワイルズ』はRTX 2060 Super/RX 6600(VRAM 8GB)で「1080p・60fps(フレーム生成使用)」、2026年2月発売の『BIOHAZARD requiem』も同じGPUで「1080p(アップスケール使用)・60fps」と注記されています。最新の大作をフルHDで遊ぶにも、現行世代のミドルクラス以上が安心というわけです。

| 解像度 | GPUの目安(2026年の現行世代) | CPUの目安 | メモリ | SSD |
|---|---|---|---|---|
| フルHD(1920×1080) | RTX 5060/RTX 5060 Ti/RX 9060 XT | Core Ultra 5/Ryzen 5クラス | 16GB(できれば32GB) | 1TB |
| WQHD(2560×1440) | RTX 5070/RX 9070 | Core Ultra 5〜7/Ryzen 7クラス | 32GB | 1〜2TB |
| 4K(3840×2160) | RTX 5070 Ti/RX 9070 XT〜RTX 5080・5090 | Core Ultra 7〜9/Ryzen 7 X3D以上 | 32GB | 2TB |
※編集部の目安。ゲームや画質設定、アップスケーリング(DLSS・FSR)の利用で大きく変わります。
GPU:2026年9月時点の現行はRTX 50/RX 9000シリーズ
NVIDIAはGeForce RTX 50シリーズ(RTX 5050〜5090)、AMDはRadeon RX 9000シリーズ(RX 9060〜9070 XT)が現行世代です。うわさのあった「RTX 50 SUPER」は、9月時点でNVIDIAから正式な発売発表はありません。
注意したいのがVRAM(ビデオメモリ)容量。同じRTX 5060 Tiでも8GB版と16GB版があり、報道によると9月下旬の最安価格は8GB版が約7万円、16GB版が約10万5,000円と差が開いています。RX 9060 XT/9070/9070 XTは16GB版が選べるので、VRAM重視ならRadeonも有力です。
CPU:ゲームならミドルクラスで十分
Intelは2026年3月に「Core Ultra 200S Plus」(Core Ultra 7 270K Plusなど)、AMDは1月に「Ryzen 7 9850X3D」を投入しています。ゲーム性能を最優先するなら、大容量キャッシュを積んだAMDの「X3D」モデルが定番です。フルHD〜WQHDならCore Ultra 5やRyzen 5/7クラスで困る場面は少なく、浮いた予算をGPUに回す方が満足度は上がりやすいです。
メモリ:16GBは最低ライン、2026年は32GBも視野に
最近の大作は最低環境で16GBを求めるものが増えています。2026年7月に正式リリースを迎えた『Palworld / パルワールド』は、推奨環境がメモリ32GBです。ただしメモリ価格は高騰しているので、予算がきつい場合は「16GB+後から増設できる空きスロットがある機種」を選ぶのも手です。
SSD:1TB以上がおすすめ
『サイバーパンク2077』は70GB、『モンスターハンターワイルズ』は75GBの空き容量が必要で、どちらも「SSD必須」です。大作を3〜4本入れるだけで300GB前後になるので、1TB以上を選びましょう。
予算別の目安|2026年は「1年前+α」で考える
2026年のパーツ価格は大きく動いています。ITmedia PC USERのアキバ取材では、8月時点でグラボの値上がりが続き、店員からも「供給不足で価格が落ち着かない」という声が出ていました。以下は9月時点で編集部が確認した販売例や報道をもとにした、BTOデスクトップの大まかな目安です。
| 予算の目安 | 構成の例 | できること |
|---|---|---|
| 約17万〜25万円 | RTX 5060/RX 9060 XT・メモリ16GB・SSD 1TB | フルHDで大半のSteamゲーム。重い新作は画質を調整 |
| 約25万〜35万円 | RTX 5060 Ti 16GB〜RTX 5070/RX 9070・メモリ32GB | フルHD高fps、WQHDで快適 |
| 約35万〜50万円 | RTX 5070 Ti/RX 9070 XT・メモリ32GB・SSD 2TB | WQHD高fps、4Kも設定次第で |
| 50万円〜 | RTX 5080/5090 | 4K高画質。予算に上限がない人向け |
※2026年9月25日時点の目安。セール・在庫・構成で大きく変わります。購入前に必ず販売ページで最新価格を確認してください。
迷ったら「今いちばん遊びたいゲームの推奨環境+1ランク上」が目安です。推奨環境はSteamストアの各作品ページ下部で確認できます。作品選びはSteamおすすめゲーム2026を参考にしてください。
デスクトップ・ノート・携帯機・Steam Machineの比較
同じ予算なら性能はデスクトップが有利。ただし置き場所や遊び方で最適解は変わります。
| タイプ | 価格の目安 | 強み | 弱み |
|---|---|---|---|
| デスクトップ(BTO) | 約17万円〜 | 性能あたりの価格が安い。後からパーツ交換・増設しやすい | 設置スペースとモニターが必要 |
| ゲーミングノート | 同等性能ならデスクトップより割高になりやすい | 1台で完結、持ち運べる | 熱・騒音、GPU交換は不可 |
| Steam Machine(Valve) | 18万9,980円〜(512GB) | SteamOSでゲーム機感覚。小型 | メモリ16GB・VRAM 8GB固定。Windows向けの一部作品は動作に差 |
| 携帯型(Steam Deck OLED等) | 12万9,800円〜 | どこでも遊べる | 重い新作は画質を大きく下げる必要あり |
Valveの据え置き型「Steam Machine」は2026年6月23日に日本でも発売され、正規販売代理店KOMODOによると512GBが18万9,980円、2TBが24万9,980円です。4K・60fps(AMD FSR使用)をうたう一方、中身はカスタムAMD製CPU/GPUにメモリ16GB・VRAM 8GBの固定構成です。
携帯型は、Steam Deck OLEDが6月の値上げで512GB 13万7,980円、ROG Xbox Allyが12万9,800円と報じられています。「ゲーミングPCは高いから携帯機で」という考え方は、2026年は成り立ちにくくなっています。携帯機やクラウドゲーミングは低スペックPC・ノートPCで遊べるSteamゲーム2026で詳しく解説しています。
おすすめのデスクトップパソコンの選び方|普段使い用とゲーム用の違い
※この章は2026年10月6日時点の情報です。
「おすすめのデスクトップパソコン」を探すときに最初に分けたいのは、ネット・事務・動画視聴が中心の普段使いなのか、Steamの3Dゲームも遊びたいのか、という点です。普段使い向けのモデルの多くは、CPUに内蔵されたグラフィックス機能(内蔵GPU)で画面を映しています。重い3Dゲームを快適に遊ぶなら、GeForce RTXやRadeon RXといった独立したグラフィックボード(グラボ)を積んだモデルを選ぶ必要があります。
デスクトップは形によって、あとからグラボを足せるかどうかが大きく変わります。
| 形 | 特徴 | ゲーム向きか |
|---|---|---|
| タワー型(ミドル・ミニタワー) | 本体内に余裕があり、グラボの交換やメモリ・SSDの増設がしやすい | ◎ ゲーミングPCの主流 |
| スリム型・省スペース型 | 机の上や足元に置きやすい | △ 小型のグラボしか入らない、または増設できない機種が多い |
| 一体型(モニター一体) | 配線が少なく、届いたらすぐ使える | △ 内蔵GPUのモデルが中心で、あとからグラボを足せない |
| ミニPC | 手のひらサイズで場所を取らない | △ 2Dや軽いゲーム向け。重い3Dゲームは画質を大きく下げる必要がある |
CPU・メモリ・ストレージの目安(普段使いの場合)
CPU:2019年ごろは「Core i5/Core i7」が選び方の基準でしたが、今のIntelは「Core Ultra」、AMDは「Ryzen」が主なシリーズです。ネットや事務が中心なら、Core Ultra 5/Ryzen 5クラスで困る場面は少ないでしょう。
メモリ:Windows 11の最小要件は4GBですが、ブラウザのタブを多く開いたりビデオ会議をしたりするなら16GBが安心です。AI機能を使える「Copilot+ PC」の要件も16GB以上になっています。ゲームもするなら、上の「必要スペックの目安」の表を基準にしてください。
ストレージと画面:起動や読み込みが速いSSDを選びましょう。デスクトップはモニターが別売りのことが多いので、フルHD(1920×1080)を基本に、ゲームもするなら144Hz以上のモデルを予算に入れておくと安心です。
Windows 10は2025年10月14日にサポートが終了しています。2019年ごろに買ったパソコンを使い続けている場合は、Windows 11の要件(TPM 2.0など)を満たしているかをMicrosoftの公式情報で確認し、満たさないなら買い替えを検討しましょう。
おすすめのノートパソコンの選び方|ゲーミングノートは重さと熱に注意
※この章は2026年10月6日時点の情報です。
ノートパソコン選びで昔から変わらない基準は「CPU・メモリ・重さ」の3つです。そこに、ゲームをするかどうかで選ぶべきタイプが分かれます。
| タイプ | 重さ・大きさの傾向 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| モバイルノート(13〜14型) | 軽くて薄いモデルが多い | 持ち歩き・事務・動画視聴。Steamは2Dや軽い作品向け |
| スタンダードノート(15〜16型) | 画面が大きく、家の中での移動向き | 家での普段使い・在宅ワーク |
| ゲーミングノート(15〜16型) | 薄型でも約2kg前後(例:ASUS Gaming V16は約1.95kg)。ACアダプターも大きめ | 3Dゲーム・動画編集。1台で完結させたい人 |
ゲーミングノートを選ぶときは、次の3点に注意しましょう。
- GPUはあとから交換できない:購入時にGPUの型番とVRAM容量を決めることになります。遊びたいゲームの推奨環境より1ランク上を目安にしましょう。
- バッテリーより電源前提:公称のバッテリー駆動時間(ASUS Gaming V16のRTX 5060モデルで約8.4時間)は測定条件での値です。重いゲームは電源につないで遊ぶものと考えておきましょう。
- 熱と音:薄い本体で高い性能を出すため、ゲーム中はファンの音が大きくなりがちです。机の上の通気も確保しましょう。
なお、MacでもSteamは使えますが、Windows向けにしか出ていない作品は遊べません。Steamのストアページで「macOS」の対応表示を確認してください。持ち運び中心で軽く遊びたい人は、低スペックPC・ノートPCで遊べるSteamゲーム2026も参考になります。
✓ 1台で仕事もゲームも済ませたい
✓ 部屋に机を置く場所がない
✓ 友だちの家などに持って行って遊びたい
・同じ予算でできるだけ高い性能がほしい
・数年後にグラボだけ交換したい
・長時間のゲームで静かさを重視したい
新品・BTO・中古、どれを選ぶ?
✓ 構成を選んで注文でき、動作確認済みで届く
✓ メーカー保証・サポートがある
✓ メモリ高騰期でも、パーツを個別に買うより割安な例がある
・中古はGPUの使用状況や保証の有無が見えにくい
・自作は2026年はパーツ単価が高く、安く組めるとは限らない
・トラブル時に自力で原因を切り分ける必要がある
BTOで見るべきポイントは、GPUの型番(VRAM容量まで)、メモリ容量と空きスロット、SSD容量、電源容量、保証期間の5つです。「最新CPUだけ豪華でGPUは控えめ」という構成は、ゲーム用としてはバランスが悪いので注意しましょう。
中古を選ぶなら、保証付きの販売店を選び、GPUがRTX 40/RX 7000以降かどうか、OSがWindows 11かどうかを確認しましょう。Windows 10は2025年10月にサポートが終わっており、『BIOHAZARD requiem』のようにWindows 11必須の新作も出ています。
一緒にそろえたい周辺機器
| 周辺機器 | 選び方の目安 |
|---|---|
| モニター | 144Hz以上のリフレッシュレート。フルHDなら24型、WQHDなら27型前後が目安 |
| キーボード | 好みで。FPSならテンキーレスでマウスを動かす場所を確保 |
| マウス | 軽さと形状が手に合うか。ワイヤレスでも遅延の少ないゲーミング向けが増えている |
| ヘッドセット | 足音を聞く対戦ゲームやボイスチャットに。マイクの有無も確認 |
| コントローラー | アクションやレースはパッドが快適。Xbox系コントローラーはSteamが標準対応 |
| ゲーミングチェア | 長時間プレイなら腰の支えを重視。ワークチェアも選択肢 |
PCの性能を上げても、60Hzのモニターでは高fpsの恩恵をほとんど感じられません。予算配分は「PC本体+モニター」でセットで考えましょう。友達とボイスチャットしながら遊ぶ準備は友達と遊べるSteam協力・マルチプレイゲーム2026でも紹介しています。

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プレイ動画を残したり配信用に録画したりしたい人は、PC画面録画ソフトのBandicam(バンディカム)
のようなツールもあると便利です。
注意点・ゲーミングPCが向かない人
- 価格は数週間単位で動く:2026年は特に変動が大きいので、見積もりは購入直前に取り直しましょう。
- 電気代と設置スペース:ハイエンドGPUは消費電力も大きく、電源容量の確認が必須です。
- 軽いインディー中心なら過剰投資になりがち:2D作品が中心なら、今のPCや携帯機で十分なこともあります。
- 家庭用ゲーム機専用タイトルは遊べない:たとえばGTA6は2026年11月19日発売予定ですがPS5/Xbox Series X|S向けで、9月時点でPC版は発表されていません。
よくある質問
Q. Steamのゲームならメモリ16GBで足りますか?
A. 多くの作品は16GBで動きますが、『Palworld / パルワールド』のように推奨32GBの作品も出てきました。長く使うなら32GBか、増設できる機種がおすすめです。
Q. GeForceとRadeon、どちらがいいですか?
A. レイトレーシングやDLSSを重視するならGeForce、同価格帯でVRAM容量を重視するならRadeonが候補です。遊びたいゲームのベンチマークを確認して選びましょう。
Q. 今は買い時ですか?
A. メモリなどの価格がいつ下がるかは誰にも読めません。遊びたいゲームが決まっているなら、必要な性能の機種を予算内で選ぶのが現実的です。
Q. Steam Machineは普通のゲーミングPCと何が違いますか?
A. ValveのSteamOSで動く、ゲーム機に近い小型PCです。構成の自由度はBTOのほうが上で、Windows専用ソフトを使いたい人もBTOが向いています。
まとめ|遊びたいゲームと解像度からGPUを決めよう
Steam用のゲーミングPCは、遊びたいゲームとモニターの解像度からGPUを決め、CPU・メモリ・SSDを釣り合わせるのが失敗しないコツです。2026年はパーツ価格が高い状況が続いているので、価格は「目安」として幅を持たせ、購入直前に最新の値段を確認しましょう。初めてなら保証付きのBTO、軽い作品中心なら今のPCや携帯機という選択肢も検討してみてください。
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