株式投資が世間的に流行って来ているけど、なんだか難しそう...
とか、損したりするから怖い...
など色々な悩みや不安があるかと思います。
そこで本記事では、初心者でも分かる株式投資の基本に関して書きたいと思います。
株式投資の仕組みをはじめとし、税金制度やオススメの勉強方法まで細かく説明していきます。
ぜひ、これから株式投資を始めようとしている方は参考にしてみて下さい!
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目次
株式投資に対する一般的な認識
株式投資の説明に入る前に、世間一般的な認識からお話したいと思います。
株式投資は、名前の通り「投資」なので、どこかギャンブル性のあるもので敬遠している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ギャンブルとは?
ギャンブルというのは、
「胴元が存在し、偶然性のある事象に対してお金を掛けること」
を指すため、勝つか負けるかは運要素が絡み、更には胴元がいるので必ず期待値は1を下回ります。(例えば宝くじは胴元が掛け金の55%を取る)
じゃあ株式投資は?
一方で株式投資は、
「胴元が不在で、企業の成長や衰退を予測した上で買いや売りを仕掛け利益を得ること」
を指すため、決して偶然性に掛けているわけではなく、例えば決算書を読んで「この企業は成長しそう!」という予測の元お金を掛けているわけなので、ギャンブルと呼ぶにはあまりにも早計です。
ただ、何となくの雰囲気で株を購入したり運要素に任せる取引を繰り返し、
資産を溶かしている方が多くいらっしゃったりします。
これは偶然性に掛けている行為なので、ギャンブルと呼ばれてしまっても致し方ない行為なのでが、そういった情報がメディアなどで報道される度に、
「やはり株は危ないな...」という認識が広まってしまったりします。
ですが、正しい知識と歴史、経験を培うことで、かなりの確率で勝っていけることも事実です。(15年連続で勝ち続けている人なども事実存在します。)
以上のことから、「株式投資はギャンブルっぽくて怖い...」と決め付けるのではなく、企業の成長を読む力や期待値の高い手法を導き出して、偶然性では無い部分に投資していくことを目指していきましょう。


売上高・営業利益が年々増加しているみたいな特徴を持つ企業に投資することは、確かに適当に銘柄を選んで購入するよりも再現性があって期待値が高かったりしそうだもんね!
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株式投資とは?
さて、株式投資に関する心構えに関して説明した上で、いよいよ「株式投資とは?」という部分の話に入りたいと思います。
ひとことで言いますと、
「国内にある様々な証券取引所に上場している株式を、投資家が自身のお金で売買すること。」
となります。
平均取得単価と売却時の株価との差分でプラスになったりマイナスになったりするわけです。
例えば、1000円で100株買ったAさんが1500円で売った場合は、
1500 * 100 - 1000 * 100 = 50000
となり、50000円の利益となります。
損益の計算は優しく、「安いところで買って高いところで売る」というシンプルなものではあるのですが、
- どこを「安い」と判断するか
- 結局短期的には株価は需給で動いてしまう
などあらゆる要素が絡み合って株価が動きます。
こういった点が、株式投資を複雑なものにしているとも言えます。
株価の値動きやどういった手法があるのか、といった具体的なものに関してはまた別記事でご紹介したいと思います。
売却益(キャピタルゲイン)だけではない株式投資の特徴
ここまで話したのは、安い時に買って高い時に売って売却益を得るものでしたが、株式を保有しているとその他にも色々なメリットがあります。
配当金や株主優待を受け取ることができる
配当金や株主優待という言葉は既に知っている方も多いかもしれません。
配当金というのは、年に1回か2回企業の利益の一部を株主に還元するものです。
配当金の額や回数は企業側が決めているものなので、無配の企業もあればかなり多く配当金を出す企業もあります。
国内上場企業の平均的な配当金は2%程度なので、4%や5%の配当金を出している企業は相当力を入れていることになりますが、例えば下記のような企業が高額の配当金を出している場合は要注意です。
- 内部留保金がほとんど無い
- 有利子負債が大きい
- フリーキャッシュフローがマイナス
こういった企業の高額な配当金は「タコ足配当」と呼ばれ、非常に無理をしている状態となるので、配当金の支払いが急に途絶えることも多々あります。
保有株分に応じて株主総会で議決権を有することができる
決められた権利日に企業の株を保有していると、企業の重要項目に関する議決権を発揮することができます。
企業の重要項目とは、
- 会社の事業方針として非常に重要な意味を持つもの(企業合併や事業譲渡など)
- 会社の役員人事の改編に関わるもの
- 株主にとって利害があるもの(配当に関するものや役員報酬など)
などがあり、これらに関しての決定権として票を投じることができます。
票数は持ち株に比例しており、多く持っていれば持っている程得られる票数も多くなります。


重要な決定権に参加できるというのは、人によってはかなり大切にしていたりもするよね...!
株式投資の税金は?
売却益(キャピタルゲイン)や配当益(インカムゲイン)を得られることは分かりましたが、それらに対する税金ってどうなっているの?
というところは気になるところかと思います。
特に既に会社から給与を貰っている社会人は、会社の給与と株で得た利益って
どう扱ったらいいの?と思ったりもするかと思います。
株式投資の税金は、利益に対して20.315%課税されることになります。
この内訳は、
- 所得税:15.315%
- 住民税:5%
の合計値となっております。
もちろんこれは利益が出た場合の話ですので、年間の売却益がマイナスの場合は支払う必要はありません。
また、「特定口座で源泉徴収あり」にしている場合は、自動的に売却益から税金が引かれるので特に意識する必要はありませんが、
「特定口座で源泉徴収なし」にしている場合や、一般口座で取引している方は自分で年間取引報告書を元に税金を支払う手続きをしなければならないので注意が必要です。
さらに、巷では20万円までの利益に関しては税金の申告をしなくて良いという話もありますが、これは所得税の15.315%に関してはその通りですが住民税の5%は20万円未満でも申請しなければならないので注意しましょう!
ポイント
税金は所得税・住民税合わせて20.315%
税金の申告が必要
・特定口座で源泉徴収なし
・一般口座
税金の申告が不必要
・特定口座で源泉徴収あり(ただ年間で損をした場合は、3年間その損を繰り越せるため、損の申告をしておくことがオススメ!)
株式投資の取引時間は?
株式は証券取引所で売買されていることはお話しましたが、取引時間も決まっております。
取引時間は、朝の9時から15時までとなっております。
この時間帯のことを、一般的に「立会時間」と呼びます。
世間の投資家の人たちがこの立会時間に全力を出して戦うこととなります。
特に出来高が多いのは9:00~9:30と14:30~15:00の最初と最後の部分であり、値動きも激しくなるのでスキャルピングトレーダーやデイトレーダーはこの時間こそ本気で立ち向かったりします。
意外に短いと思った方もおられるかもしれません。
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株式投資の売買単位は?
次に、株式に売買単位に関してですが、これは1〜1000株までの単位を1単元として、それぞれの企業が定めている単元株数によって取引を行います。
例えば単元株数が1000であれば、1000の倍数で購入しなければなりません。
流動性向上のため単元株数を100にする流れとなり、2019/04/24現在では3600企業全ての単元株数が100となりました。
株式投資の注文方法は?
次に、株式の注文法ですが、こちらは売買注文を証券会社に出さなければなりません。
証券会社によって様々なルールや、取引方法、取引ツールがあるので、自分に合った証券会社を見つけるのが勝率アップのコツとなります。
ひとまずここまで理解すれば、立会時間内に決められた単元株数で証券会社で売買取引を行うことで株式取引ができることをご理解頂けたかと思います。
株式投資のオススメの勉強法は?
巷ではオススメの勉強法に関してあらゆる方法が述べられております。
「本は意味がないから毎日取引している方が良い」
であったり、
「本を読むことも重要。歴史から学べることはたくさんある。」
であったり。
どれが正解で、どれが間違いというのは無いのですが、個人的なオススメとしては本を読んだり勝っている人の手法を研究するというインプットをしつつ、毎日実際に取引するというアウトプットの繰り返しがオススメです。
もちろん毎日取引だけやって学んで勝ち続けている人もいるのですが、人によっては何度やっても勝てず、どんな手法があるのかもわからない上自分自身を客観視できない、みたいになってしまうと永遠と負け続けてしまうリスクがあります。
本を読んだり、勝っている人の買い方を学んだりすると、自分では明らかに気付くことのできなかった知識や手法にたどり着くこともあるので、そういった意味で重要と考えております。
一方で本を読むだけ、だと頭でっかちになってしまい、リアルな値動きに翻弄されてしまうことが多々起こります。
なので、バランス良く理論と実践を組み合わせていくことが重要なのです。
ちなみに私含め、周りの億トレ投資家陣も大絶賛するオススメの本がこちらです↓
ここにはテクニカル・ファンダメンタル含め、偉大な海外投資家陣のリアルな体験談が語られております。
正直これを読まずして株式投資をするのは非常に勿体無いと言えるレベルの内容なので、ぜひ読んでみてください!
また、取引手法の細かい話に関してはこちらの記事も参考にしてみてください。
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