猫は狩人の本能から自分の弱い姿を見せようとはしないと言われています。
それは飼い主にも同様で、たとえ痛い箇所があっても、じっとして何事もなかったように過ごしている可能性があります。
重大な病気が潜んでいないか…少しでも違和感や異変を感じたら見逃さない様、日々猫を観察してみましょう。
小さな症状でもなぜそのような症状が出ているのか原因を探り、早めの対策を行う事が重要です。
今回はそういった症状を知る参考として、
『下痢や目やにの原因とは？飼い主が知っておきたい対策・病気予防』をご紹介したいと思います！
また、こちらで猫用のオススメアイテムもご紹介しておりますので、猫のアイテムが気になる方はぜひ参考にしてみてください！
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猫の下痢とは？
猫の下痢を知る前に
猫の体のつくりは人間とは少し異なります。
たとえば人間が美味しく感じる食べ物も、酸味・苦味・塩味の3つしか味覚を持たない猫にとっては重要なことではありません。
逆に人間の好物である炭水化物は猫の消化器官に合わず、与え過ぎは病気の原因にもなるので注意が必要です。
人間の栄養が猫にとっての栄養になるとは限らないということですね。
下痢の原因
食事・アレルギー
猫は食べ物を殆ど噛まずに飲み込むため、ご飯を上手く消化できなかったり、ご飯が体質に合わなかった時に症状が出ることがあります。
また、食物アレルギーだった場合は下痢・嘔吐・皮膚炎などの症状が見られるのでそういった症状が出た場合はすぐにかかりつけの病院に相談してください。
基本的に猫のご飯は年齢にあったペットフードが推奨されていますが、心配であれば獣医さんの意見を参考にしましょう。
ストレス
猫は環境に敏感な生き物です。
少しのことでストレスを感じて、そのストレスが下痢を引き起こすことがあります。
病気・感染
猫の病気はたくさんありますが、その中でもパルボウイルス、コロナウイルス、ネコエイズなどウイルスに感染すると下痢や軟便が続きます。
もちろんワクチンで予防できる病気もありますが、もともと野良猫だった猫などはすでに感染している場合もあります。
その場合は完全室内飼いで他の猫と接触させないことが有効な手段です。
薬で抑えても治らない病気も存在するので獣医と相談しつつ、一番最適な環境を整えてあげるといいでしょう。
下痢の対策と予防
食物繊維やバランスよく栄養を摂取できるフードにすることで腸の動きを調節したり腸内環境を整えることができます。
症状が出てしまった場合は人間と同じく、消化しやすいようフードを少しふやかして与えたり、無理のない範囲で量を減らすなどして腸を休ませてあげます。
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下痢の種類と病院に行くか迷った時
同じご飯を与え続けている場合は排出物の臭いも一定になります。
そんな時に「血液の臭い」や「硫黄の臭い」など、排泄物の臭い・色にも注意してみてください。
症状が出ている・なかなか治らない時はなるべく早めに病院を受診しましょう。
- 血便／黒色便、粘液便（ゼイー状）、激しい水様便
- 脱水気味 嘔吐も併発している
- 長期間
- 下痢が続いている
- 元気がなくぐったしている
- 食欲がほとんどない、水を飲まない
- 幼齢である
逆に、1度緩い便が出ても他はいつも通り元気で変わった様子が認められない、しばらくして正常な便に戻った、などの場合は様子を見ても良いと思われます。（おやつや人の食べ物を与えると便の形や色は変化し、見分けるのが困難になります。）
市販でも腸の調子を整える猫用の整腸剤があります。
善玉菌やビオフェルミンを増やす薬を試すのもいいかもしれません。
ただし、人間用ではなく必ず下記のような猫用を使用するようにしてください！
トーラス 3種類の乳酸菌 ヨーグル2 善玉菌
乳酸菌 ペット 犬・猫 プラチナ乳酸菌5000α (20包入） 菌パワー
ウォルサム便スコアシステム
イギリスに本拠を置くウォルサム研究所をご存知でしょうか？
ウォルサム研究所とはペットのケアと栄養学の世界的権威の研究機関です。
そんなウォルサム研究所が出している便のスコアチャートは硬さや形状によってグレードが分かれており、見た目で理想的な便かどうか判断することが出来ます。
許容範囲よりも柔らかい便（泥状）では受診をおすすめします。ぜひ参考にしてみてください。
グレード1：硬く乾燥していて砕けやすい。
グレード1.5：硬く乾燥している。
グレード2：よく成形されている。取り上げたとき跡が残らない。蹴ることができる。
グレード2.5：よく成形されていて、表面がややしっとりしている。 取り上げた時に少し跡が残る。触ると手に付く。
グレード3：水気があり形が崩れ始めている。取り上げると明らかな跡が残る。
グレード3.5：非常に水分が多いが、まだ明らかな形を保っている。
グレード4：全く形がないわけではないが、均質性がなく粘調。
グレード4.5：部分的に形はあるが下痢。
グレード5：水溶性下痢
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猫の目やにとは？
猫の目やには人間と同じく目の外傷であったり感染症などで増えることがあります。
ほぼ毎日付けている場合も、猫が普段から元気で薄い茶褐色の目やにが少量付着している程度であれば、正常なので心配は要りません。
目やにに色が付いている場合や、量が多い場合は目の病気にかかっているサインにもなるので見逃さない様に注意が必要です。
注意したい猫の目やにの特徴
目やにの色
赤褐色、茶色（チョコレート色・コーヒー色）の目やには通常です。
黄色・緑色・白色など色のついた粘り気のある目やには、感染症を起こしているかもしれません。 （片目が開かない・両目とも開かない）
片目の場合は外傷の恐れが、両目の場合は細菌やウイルス感染の恐れがあります。
猫が違和感を取り除こうとさらに掻いてしまう前にエリザベスカラーを付けたり、目元を保護するなどし、病院を受診してください。
大量の目やにが出ている場合にはぬるま湯に浸したコットンやタオルで優しく拭ってあげるか、あまりに酷い場合やすぐに応急処置ができなさそうであれば病院で手当てをしてもらうといいでしょう。
トーラス 涙やけイヤー 50ｍｌ
日々のケアとしてはウェットティッシュなどで気づいたらこまめに拭いてあげるのが一番です。
ウェットティッシュなどを使用する場合はペット用のものかアルコール成分が入っていないものを利用し、眼球を傷つけない様に注意してください。
猫の目やに対策と予防
瞬時に猫のケンカを止めたり、ケガを防止することはとても困難ですよね。
なので、日々のケア&傷が出来てしまった時はすみやかに病院を受診しましょう。
また、目やにの症状が出る病気は1年に1回ワクチンを忘れずに接種して、病気に対する抗体を持続させることが一番の予防になるはずです。
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目やにと一緒に出る可能性がある病気と症状
目やには目の外傷が原因で出る場合と、そうではない場合があります。
猫がどういった症状なのかを飼い主が把握し判断材料を多く用意することで、病院でも適切な処置を早くに受けられます。
猫風邪
くしゃみ・鼻水・涙目・咳などの症状がでます。
ウイルス感染や細菌感染は若い年齢の猫に起こりやすく、生まれて間もない子猫に多くみられる病気です。
また、透明でさらさらとした鼻水が出るときは、季節性のアレルギーや風邪などの感染症にかかっている可能性が高いです。
猫が感染した場合には抗体ができるまでに時間がかかる為、悩まず病院で治療を受けましょう。
流涙症
目から涙がたくさん出てしまう病気です。
涙の排泄に異常があるか、目の異常により涙が増加するパターンに分けられます。
鼻涙管が炎症や異物で詰まってしまったか、さかさまつげや角膜炎・結膜炎などの炎、目に入ったゴミなどで流涙症を発症することもあります。
角膜炎
目の黒目部分の表面をおおっている角膜が炎症を起こした状態をいいます。
角膜炎が重度な場合、透明な角膜が白く濁ることがあるようです。
また、重度の場合は治療に長期かかる場合が多く、痛みも強くなる傾向にあるため、猫は目を擦ろうとしたり、まばたきが多くなったりします。
結膜炎
まぶたの裏側にある結膜が炎症を起こした状態をいいます。
主にウィルス感染症が引き金となって発症し、充血・腫れ・涙の症状が現れます。
ウイルス感染による結膜炎は、治療で良化してもストレスがかかった場合に再発することがあるため完治した後も注意が必要です。
白内障
目の中にある水晶体の一部もしくは全部が何らかの原因で白く濁ってしまう病気です。
白内障が進むにつれ瞳孔の奥が白く変色していき、視覚障害が現れます。
他にも、小さな物音に驚いたり、怯えやすくなる、物などにつまずくなどで気づく飼い主もいます。
愛犬・愛猫との健やかな暮らしのために ペット用品通販サイト PEPPY（ペピィー）
ここまで猫の下痢や目やにに関する情報をまとめてきましたが、ペットを飼っている飼い主にぜひ知っておいて頂きたい総合情報サイトをご紹介したいと思います。
犬猫のために厳選された商品と、多彩な情報を配信している「ＰＥＰＰＹ（ペピィー）」。
スタッフ全員が犬猫大好き！な飼い主でもあるため、飼い主が悩んでいる悩みを解決してくれるアドバイスやオススメ商品が並んでおります。
ここからは、フードから、獣医の記事、犬猫のための施設検索など、ＰＥＰＰＹの魅力をお伝えしたいと思います。
ＰＥＰＰＹオリジナル商品
愛犬・愛猫を想う飼い主様のお声をカタチにするべく素材探しやデザイン企画などにこだわって取り組んでいるそう。
確かに他にはない可愛いデザインのグッズが多い！ 正直サイト内の商品を見ているだけでも癒されてしまいます…
季節ものからオールシーズン使うものまでどれを見ても犬猫のことを考えて作られているのが分かります。
また、ここで驚いたのが「ペットのための防災袋」です。
実際に災害が起こったときに自分の子に何が必要になるのか、自分の子にあった防災袋を作るきっかけになると思いました。
近年災害が多く起こってる日本ではそのときのために全飼い主におすすめします。
ＰＥＰＰＹで用意されているのはスターターキット
すべてが揃った防災袋が欲しいという飼い主さんは多くいるかと思いますが、それを出さないのには訳があります。
それは本当に必要なものは違う、ということです。
上記でもお伝えした通り、それぞれの体質にあるフードやお薬は異なりますし、少しでストレスを緩和するための落ち着けるもの（お気に入りの玩具）など
自分の子に必要なものをそれぞれ用意していくことが大切です。
防災準備チェックリストや、いざというときにペットと助かる方法など、一度ご家族で相談しておくと役立つと思います。
獣医の記事&楽しいコラム
ここでは飼い主さんの悩み事から、解決アイテムのご紹介などが掲載されています。
自分では考えもしなかったことや、新しい発見があります。
ペットのことだけでなく、飼い主のペットロスについてなど飼い主に寄り添う内容も多く掲載されていますので活用してみるといいでしょう。
施設検索
ご自身のお住まいのエリアや旅行先などでお好きな施設を簡単に探すことが出来ます。
どんなお店があるのか探してみて、今まで知らなかったお店に行ってみるのも楽しいかもしれませんね！
- 動物病院
- ドッグラン ・トリミング
- 猫カフェ／ドックカフェ ・宿/ホテル ・おすすめスポット
猫を飼う上でオススメしたい商品
猫の体調不良や病気を考える上で、遺伝子情報を把握しておくことは非常に大切です。
遺伝的な健康リスクを知っていれば、自分の猫がどの病気に掛かりやすいのかが分かるので、より正確に注意を向けることができます。
そこで、手軽に遺伝子検査をすることが可能な「Pontely」というサービスを最後にご紹介したいと思います。
ペットの遺伝子検査「Pontely」
ペットが自分から
「今日体調が悪い...」
とか
「胸が痛い...」
とか喋ることはできません。
もちろん犬の動作から、何か調子悪いのかな？と気付くことも可能ですが、あくまでも予測の範疇を超えることはありません。
そこで、自宅で簡単にできてWebで結果を確認することのできる遺伝子検査がオススメです！
遺伝子検査【Pontely】では、業界最安水準の価格でペットの遺伝子検査が行え、検査結果が出るまでの時間も業界で最短水準のサービスです。
検査した病気の重篤度（致死性など）や発症確認数、治療法・予防法の有無などの観点から犬種毎に重み付けを行い、算出した数値を統合して判断し、
下記図のようにペットの健康リスク度合いから、自分のペットがどのレベルにいるのかを把握することができます。
こちらから簡単に検査の申し込みができるので、ペットの健康を考えている方はぜひ1度は試してみることをオススメします。
ペットは喋れないからDNAに聴きましょう！WEBで結果確認可能なペット遺伝子検査【Pontely】 
遺伝子レベルでも検査できる時代になったのね...
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猫の下痢や目やにの原因とは？飼い主が知っておきたい対策と病気予防｜まとめ
猫の下痢や目やにの原因など飼い主が知っておきたい話をまとめましたが、いかがだったでしょうか？
自分の猫ちゃんの体調に変化が見られた時は、どのケースでも酷くなる前早めに病院を受診し、それぞれの猫にあった治療法を試みることをおすすめします。
また、いろいろな情報を参考にして、大切なペットが毎日元気で過ごせるよう、ご家族と知識を共有してみてください。
少しでも大切なペットと長く一緒に過ごしたいもんね...！
